青函 2-1 桜高

勝てばベスト4

前半終了

 


スポンサーリンク


 

観客の感想は・・・

青函は守備が弱点だと言われていたのに、あんなに引いて守ってくるとは思わなかった。

その中でも1点返した桜高はすごい。

先制点をなかったことにすると互角か。

凄い試合を見ているような気がしてきた。

後半の40分で決まる。

次の準決勝で聖蹟と戦うのがどちらか。

このハーフタイムの過ごし方は重要。

 

 

大塩監督の掛け声で桜高の選手たちが控室に入って行く中、鳥飼だけがピッチを見ている。

雪が止みそうにない。

「後半ドリブルが難しくなるね。」

と大塩監督が心配するが、鳥飼の心配はそれだけではなかった。

顔から変な汗が出ている鳥飼。

 

鳥飼が話す。

前半、ウチはどこかふわっと入った。

らしいといえばそうだけど・・

青函の方が覚悟を持って望んでいた。

それが前半の苦戦の原因の一つ。

 

大塩が鳥飼の腰を心配する。

鳥飼は問題ないというが・・・

朝麻酔やら何やら打ったという・・・

「効いてねえのか気絶しそうなほど痛ぇんですけど。」

 

大塩監督は、動きが良かったから大丈夫かと思ったという。

鳥飼
「代えたら3日は枕元に立ちますよ。」

 

そう言いながらも、鳥飼はダメだと思ったら代えてくれという。

自分から代えてくれとは言いませんから。

「俺がいなきゃダメでしょ。

あいつら。」

大塩
「・・・」

 

鳥飼は

大丈夫。

1点返したとはいえ、気を引き締めなきゃならないことくらいわかってますよ。

いくらあいつらがバカだって。

と言いながら控室のドアを開ける。

 

そこに広がっていた光景は・・・

相変わらずのバカ騒ぎ!

特に近藤留夏!!

前半2本しかシュートが来なくて退屈だったなどと言っている。

 

その2本すべて決められたのだが・・・

100発100中。

そんなキーパー意味ないね

と猫谷に突っ込まれる。

近藤は師匠(千手)にまた吊るされる!!

と言って青くなる。
 

犬童は

「わはは 下手くそ。」

と嬉しそう。

 

余りの緊張感のなさに鳥飼が

「おい!」

と声をあげる。

 

それでも雰囲気は変わらない。

 

先輩に


スポンサーリンク


アシストがドンピシャだった

と褒められた芹沢は

「いや・・・

私なんて卒業アルバムの端の方で小さく丸で囲まれてるような地味な人間ですから。」

 

謙遜が独特!!

褒められると調子を崩すらしい芹沢。

 

成神が 後半僕出ます!!

と言っても誰も聞いていない。

 

犬童は近藤は100発100中で決められたのがよっぽどツボだったのかまだ笑っている。

さすがに近藤がキレた!

「笑い過ぎだバカオル!!」

と犬童に右ストレートを放つが犬童に避けられる!

するとその拳は犬童の向こうにいた鳥飼の顔面を捉えてしまった!!

 

鳥飼が吠える!!

「いい加減にしろよお前ら!!」

 

部屋がシーンとなった。

鳥飼は腰痛がつらそう。

しかし顔をあげて

「負けたら終わりなんだぞ。

本当にわかってるのか。」

 

如月「・・・」

犬童は

あっはっはっはっ

と愉快そうに笑う。

 

鳥飼
「かおる

笑い事じゃねえぞ

追い詰められてんだよ 俺たちは。」

 

犬童は真面目な顔になり

お前が戻ってくれてよかったよ トリ。

という。

 

思いがけない犬童の言葉に鳥飼は照れる。

おねーのためじゃねえ

自惚れるな!

この万年有頂天男!!

と照れ隠しで怒鳴る。

 

「僕も」

と横から言ってきたのは成神。

「感謝しているよ。

鳥飼君には特別。」

鳥飼はまた赤くなってしまう。

 

成神は、照れた鳥飼に胸ぐらをつかまれながら続ける。

「それと鳥飼君は大きな勘違いをしているよ。

僕たちは全然追い詰められてない。

後半僕が頭から出れば僕らの勝利は揺るがないよ。」

 

成神のこの言葉には言い返すことができない鳥飼。

少し間をおいて右手を振り上げて成神の頭にゲンコツを振り下ろした。

「生意気」

 

如月が成神が入ってからのシステムを確認する。

ゾーンとマンマークを使い分ける。

バイタルエリアに入ってきたらマークの受け渡しは特に注意。

 

如月の説明を聞きながら鳥飼は昔のことを思い出す。

最初は

止める

蹴る

走る

の話だった。

放課後は練習スペースの確保のためにグランドへダッシュした。

 

鳥飼
(ずいぶん遠くまで来たもんだ。)

 

 

 

次ページへ
 
 


スポンサーリンク