シリーズ梅毒編 第2回

 

 


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自分が梅毒に感染していて、奥さんが妊娠していることが分かった旦那。

奥さんに言い出せずに悩んでいる。

今日こそ言おうと思ってまた言えず・・・

 

朝、今日奥さんは2回目の健診に行くという。

前回が8週だったから今日で10週。

それを聞いた旦那は意を決して

「ば・・ば・・ばい・・・」

と言いかけて出た言葉が

「倍返しだ。」

 

今度は奥さんに心配される旦那。

言動と顔色がおかしい・・・

 

奥さんの口元のボツボツも気になる・・・

 

 

ペルソナ。

サクラによる健診を受けた奧さん。

梅毒だと言われる。

 

サクラが説明する。

前日の妊娠健診で採血した血液検査で梅毒に陽性が出た。

早期の梅毒・・

1期から4期まであるうちの2期。

2~3か月前に感染したと思われる。

初期は陰部や口にしこりが出来るが自然に消滅する。

その後3か月くらい経つと手のひらや体に発疹がでたりする。

痛みや痒みがないので見過ごされることも多い。

口元にあるのはニキビ。

梅毒は症状がない時期があるので妊婦健診の血液検査ではじめてわかることもある。

梅毒はペニシリンを中心とした抗生物質がよく効くので、早期の今、きちんと内服治療をすれば怖くない病気。


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奥さんは赤ちゃんへの影響を心配する。

サクラが答える。

 

妊娠中でも飲める薬だし、今日からすぐに始めればお腹の赤ちゃんへの感染はほぼ予防できる。

梅毒は16週から20週以内に十分治療すれば赤ちゃんへの予防は可能と考えられているので、今日から8週間は内服してきちんとなおしましょう。

 

もし奥さんが梅毒に気づかないままだったら・・

という質問には

40%の確率でお腹の中で亡くなるか、または出生してすぐになくなってしまう事になっただろう

とサクラは答える。

 

胎内感染した赤ちゃんは先天梅毒と言って皮疹が出たり肝臓や脾臓が腫れたり・・・

骨や軟骨の炎症など様々な症状が出る。

出生時に症状がなくても先天梅毒の遅発型といって、学童期に障害が出ることがある。

サクラ
「だから初期の妊婦健診はとても大切なんです。」

妊娠初期の採血項目には必ず梅毒の検査は含まれるし

早期に見つければ胎内感染を予防することも出来る。

 

奥さんに、

何で自分が梅毒になったのか聞かれて・・

サクラは答えにくそうにする。

奥さん
「旦那っすか?」

 

サクラはここ数年梅毒は急増しているからご主人にも検査を受けてもらうように言って健診を終えた。

 

 

 

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