安土城の中の一室。

板張りの大きな部屋。

そこに十人以上の裸の若い女が縛り上げられ、吊るされている。

さらに多くのどくろ、西洋の彫像が置かれている。

その部屋を何十人もの男たちが発見する。

その男たちとは・・

明智か、信雄の軍勢か、

あるいは野党・・・

そして安土城は信長の自害ののち、謎の不審火で焼失する。

 


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忍の隠家の座敷。

柳生宗矩と南光坊天海が八郎達忍に話をしている。

信長公は伴天連に入れあげ、西洋文化を取り入れていた。

その本当の理由は西洋の魔術。

安土城の天守閣を”天主閣”と改め、そこで数々の秘跡を行っていた。

天主とは転じて”でうす”つまり信長公は神になろうとしていた・・・

 

その話を遮るように滑婆が湯のみをドンッと激しく置く。

滑婆は立ち上がり、座っている天海を見下ろしながら、

暇を持て余したジジイの話に付き合う気はないと言い放つ。

 

根来転寝は天海たちの訪問の意図を聞く。

すでに幕府の忍の任には成尋衆が就いている。

幕府の要人である二人が何故に訪ねてきたのかと。

 

天海は忍たちのふてぶてしい態度が気にらず、イライラしている。

が、そこは抑える。

 

ここで八郎が

「織田の狂乱の残り火・・・」と話し出す。

それが成尋衆。

かつて明智が本能寺を焼き、豊臣が伴天連追放令を敷いたのも、奴らのような異端の能力者が現れるのを防ぐため、とすれば合点が行く。

 

八郎は今いる忍の中では唯一成尋衆と実際に戦っている。

響をこんな状態にしたのも奴ら。

その力の恐ろしさはよくわかっているのだ。

 

つまり天海たちが八郎達をたずねてきた理由は・・・

徳川の威光に影を落とす成尋衆。

その成尋衆を退けるために、忍の力を貸してもらいたい、そう言う事なのだ。

 

天海は土下座をしてこれまでのことを詫びる。


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甲賀伊賀の忍者衆は、尋常ならざる忍法で徳川を陰から支えてくれた。

にもかかわらず家光公はそなたらを見限った。

しかしそれも成尋衆が仕向けたこと。

奴らの得体のしれない力には並のものでは敵うまい。

「今一度、その驚嘆すべき忍の技で

徳川を救ってはくれまいか。」

天海は額を畳にこすりつけて嘆願するのだった。

 

その姿を無言で上から見下ろしている八郎達。

 

この時、ずっと無言だった柳生宗矩が口を開く。

宗矩も成尋衆のことを許しがたく思っているとのこと。

「儂からもお頼み申す。」

とあくまで八郎達に敬意をはらって助力を頼んでいる。

 

少し間があって・・・

八郎はあっさり承知する。

滑婆は驚くが、

八郎は愛する響を元の姿に戻さなくてはならないのだ。

志は違えど征く道は同じ。

相手が神だというのならば・・

「我が忍術で神をもころそう。」

そういうと八郎は眼帯を一瞬外してみせた。

 

天海は土下座したままニヤリと笑った。

しかし忍たちはその一瞬を見逃さなかった。

皆に突っ込まれる天海。

とぼける天海。

——10話ここまで。

バジリスク桜花忍法帖 11話に続く

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〇感想

魔術VS忍術。

前に見た限りではとても敵いそうにないけど・・

八郎、6年の間に修行積んできたのかな。

他のメンバーの術・・

とくに蓮のレボルバーじゃ魔術には歯が立たないでしょう。

まだまだすごい飛び道具が出てくるのでしょうか。

 


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