夏之介はずっと印西の若い頃の動画を見ている。

印西の後ろから鉄至がアドバイスしている。

昨日より足が3センチ上がっていない。

 


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夏之介が印西に老山アナの旦那さんってすごいんですねと言うと

印西は、鉄至が大学までキャッチャーをやっていたという。

誰もいないところで印西は鉄至に受けてもらっていたらしい。

 

鉄至と印西、そして老山アナは同期入社で仲が良かったという。

しかしある日、鉄至と老山アナがいい雰囲気になっているのに気づいた。

別に印西は老山アナを狙っていたわけではないというが、すこしは惹かれていた模様。

そしてその直後に印西はデキちゃった婚で今の奥さんと結婚した。

議員で野球好きのお義父さんは自分の地盤を印西に引き継がせようと狙っていたらしい。

 

問題の、鉄至の目について。

印西は本物だったと話す。

その目を娘の恵が受け継いでいるようだ。

 

夏之介は恵の言葉を思い出す。

・凡田のボールは案外伸びてくる

・印西のボールと比べて角度が違う

・しかしタマの迫力はなかった


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・今日は印西のボールがえらくタレてた・・・

 

夏之介はディスクを借りて帰ることにした。

 

家で動画を見ている夏之介。

印西は二段モーションをしてる時の方がタメが出来ている。

そう鉄至が指摘する。

 

夏之介もシャドウで試してみる。

2段モーションは打者のタイミングをずらす目的でやっているように見えるが、実は

主たる目的はタメを作ってボールの威力を増すこと。

 

クイクイ

 

足を上げて、太ももをもう一回動かしてから腕を振る。

シャドウでやっても、明らかにタメが出来る、

 

翌日、夏之介はブルペンでキャッチャーを座らせて試してみる。

そこに徳永コーチがきた。

「おいおい夏之介。

印西のパクリかよ~?」

 

夏之介は、

パクリと言うほどは上手くできないけど、2段モーションってどんな感じが試してみているという。

 

そこに印西が来て、

パクリ結構。

やってみろ。

2段モーションがおれに著作権がある訳じゃないし

と言って笑う。

 

 

 

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