今回は、ヒナが小6の頃を思い出しながら話す。

 


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稀咲は塾で真面目に勉強していた。

痩せてて、メガネかけてて、秀才タイプ!

全国模試で1位を取っている。

塾で一番勉強のできる子。

でも一見冷たく、話しかけにくい感じ。

 

そんな稀咲にヒナは気軽に声を掛けていた。

それに、家が近所だったからよく一緒に帰っていた。

中学は別々になって、そこからはよく知らないらしい。

 

タケミチが、今はバリバリの不良でトーマンの隊長だというと、ヒナはびっくり。

ぜんぜん似合わないと言うが、少し考えて稀咲とタケミチは合うかも知れないとも言う。

ぶっきらぼうだけど、根はいい人だから。

 

当然タケミチは意外。

稀咲がいいヤツなわけがない。

ヒナを殺す極悪非道なやつなのに・・・

 

タケミチが、自分と稀咲が会ったときのことを聞く。


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ヒナはあまり話したくないと言いながらも、話してくれた。

 

その日、ヒナと稀咲は初めてタケミチにあった。

小6の夏、塾の帰り道だった。

 

公園で猫をいじめている中学生がいた。

男3人。

ちょっとたちが悪そうだ。

そんな奴らにヒナは文句を言いにいった。

稀咲が危ないからやめろというのも聞かずに。

 

案の定不良3人にからまれるヒナ。

囲まれて泣きそうになっている。

そこに

 

うらあああああ

 

と言いながら走ってきて中学生に飛び蹴りを食らわせたのが小6のタケミチ。

マントを付けての登場!

そして腰に手を当てて仁王立ちし、高らかに名乗りを上げる。

「正義の味方参上!!

中学生のくせに、女の子一人を寄ってたかっていじめるなんて許せねえ!!」

 

 

 

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