西東京都大会

青道 1-2 由良総合

前回は、沢村がみんなから力づけられて2回表のマウンドへ向かうところで終わりました。

 


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今回は冒頭、1週間前の青道のグラウンドから。

日が沈み、ナイター照明をつけて練習中。

 
片岡監督がノックをしている。

受けているのは渡辺。

大きめのフライをダイビングキャッチしたところで渡辺は監督に頭を下げて

「ありがとうございました」

 

他の選手たちは拍手をして渡辺に歩み寄る。

 

残すは関と三村。

これはボール拾いをレギュラー陣が務める、本人たちが納得するまで続けられる引退ノック。

監督からベンチ入りできなかった選手たちへのはなむけだ。

 

関と三村は疲れ果ててもまだ立ち上がって

「まだまだぁ」

「こんなもんじゃ全然足りないよ。」

 

二人を突き動かすのは、

これまで費やしてきた時間、

意地、そして野球への想い。

 

沢村は先輩達の想いも全部マウンドへ持って行く決意をする。

 

 

2回表、マウンド上の沢村は

グラウンドに立てない選手の分まで自分か代わりに投げる!


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という思いで力投を続けていた。

 

ワンナウトランナー1塁の場面でバッターを内野ゴロに仕留めるが、エンドランを仕掛けていたので1塁ランナーは2塁へ。

 

御幸は、榊監督が率いる由良総の野球は抜け目がないと感じていた。

今のエンドランにしてもそうだし、

8番バッターに打たれたヒットも、チェンジアップで崩し切れなかったから。

榊監督は1球ごとにベンチからサインを出している。

リードを読まれているとしか思えない。

 

御幸
(だったら・・・

読まれても打てない球を。)

 

沢村は御幸のサインに頷く。

沢村は続けざまにカットボール改を投げて内野ゴロに打ち取り、スリーアウト。

2回表は無失点で切り抜けた。

 

榊監督
(ほう・・・

リードを変えて来た?

あれだけ入れ込んだ投手をコントロールするのは難しいだろうに・・・)

 

榊監督は北方に2回裏までを任せることを伝えて、東山と大須に対しては

「準備はいいな。」

 

榊監督は

常に先手を取り、主導権を握り続けることが大切だと考えていた。

沢村が本調子に戻る前にできるだけ切り崩すつもり。

 

 

 

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