研修医編 第1話はこちら

 

–研修医編 第2話(8巻収録・TRACK26)あらすじ

下屋からの連絡を受けてサクラがオペ室へ走る!

一方、下屋は状況を小川さん夫婦に説明する。

・破水と同時にへその緒が一緒に出てきた。

・赤ちゃんの頭と子宮の入り口に挟まれている。
赤ちゃんは苦しい状態。

このまま帝王切開での出産に移ります!!

小川さんをストレッチャー移し、全員で移動。

 


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下屋はゴローにも状況を説明する。

・私はこのまま赤ちゃんの頭を手で押し上げて、臍帯が圧迫されないようにしなくてはならない。

・この手は赤ちゃんが産まれるまで抜けない。

・だから先に言って手術の準備して!

「急げゴローー!」

「はい!!」

 

手術着に着替えに行こうとするゴローを小松が制止。

「呑気か?」

赤ちゃんしぬぞ?

時間がない!

その上からガウンを着るからそのままでいい!

手術室。

サクラの前立ちをするゴロー。

下屋は手術台に潜り込んでいる。

麻酔医の船越、新生児科の白川もスタンバイ。

サクラ
「ゴロー君、1分でベビー出すよ。」

手際よく手術を進めるサクラ。

スピードにゴローはついていけていない。

頭が真っ白になって立ちすくむ。

「お母さんのお腹押して!」

サクラの声に我に返るゴロー。

赤ちゃんは生まるが、泣かない。

白川の手に渡される。

速く、正確な挿管・・

そして

オギャー

泣いた!


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全員胸をなでおろす。

下屋が手術台の下から出てくる。

長い髪が全部前に垂れているので貞子が出てきたのかと思った。

手術後。

ゴローがベンチで黄昏ていると、

船越がねぎらいの声をかける。

しかしゴローは浮かない表情。

前立ちで何もできなかったので落ち込んでいるのだ。

しかし船越はゴローの手術センスを褒める。

通りかかったサクラもそれには同意する。

閉腹の時の縫い合わせが丁寧で速かったらしい。

豚足専門店ぶーやん。

サクラと小松と下屋とゴローで飲みに来ている。

今日はゴローの初助手祝いなので、何足でも食べていいらしい。

ゴローの糸結びが話題になる。

ゴロー曰く、子供の頃から指先を動かすと落ち着くそう。

そしてゴローの生い立ちに話が及ぶ。

開業医の息子だと、子供の頃から医者になるつもりだったのかと聞かれ、

そうです、と答えるゴロー。

しかしゴローはもう一つなりたかったものがあったという。

それはジャズピアニスト。

ベイビーのファンだという。

医大の頃は本気で産科医とプロのジャズピアニストの二足のわらじを考えていたらしい。

でも今はすっかりピアノは諦めて、

「僕はずっと、親のために産科医になるんだろうなって、子供の頃から思ってたんで。」

サクラも小松も、「親のため」という言葉が引っ掛かる。

小松の母親は助産院を開業していたが親のためとは思ったことは無いという。

「蛙の子は蛙、まあそんな感じですよ。」

と冷めた表情で言うゴロー。

–研修医編 第2話 ここまで

 第3話に続く


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