86号車の順位が53位に上がる。

さらにセンターのコンピュータが86号車に注目フラグを出した!

相葉(ありえねえ、絶対にありえねえ。)

上位200台は86より馬力のある車。

そんななかで何故そいつらより上につけられるのか。

カナタのコーナリングが上手い?

いや、話はそんなに単純ではない。

ちょっとくらいコーナーが速くてもカンケーない。

セクター1は馬力がなくてはどうにもならない。

以上、相葉談。

 


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間もなくセクター1を走り終えるカナタ。

順位を一つ上げて現在52位!

ここでオガタが無線を入れる。

「これからはダウンヒル。

クルマの前荷重がきつくなる。

ブレーキバランスを変更しろ。」

すこしこの車に慣れてきたというカナタ。

徐々にペースを上げていくという。

これを聞いた相葉はあきれてしまう。

ここまでのハイペースは何だったんだ?

 

カナタがただならぬドライバーであることに気づき始めた相葉。

オガタにカナタの経歴をたずねるも・・

オガタもよく知らない。

親しい人(恋の父親)からの紹介で来た。

知っているのはイギリスの名門レーシングスクールを出てるという事くらい。

言葉通りカナタがペースを上げてきている。

フットワークのバランスがいい車を気に入っている様子。

(これがあれば、当初の目的ははたせそう・・)

48位に順位を上げたカナタ。

実況も興奮気味に
「速い、ダウンヒルが速い!!
ニュースターの誕生を予感させてくれます!!
片桐夏向19歳!!」

この実況を聞いた本部の統括本部長、上有はビックリして椅子から立ち上がる。
(ウソだろ、やっべ。)

涼介(たぶんMFGのエグゼクティブ・オーガナイザー)に電話をかける。

涼介、電話に出た。

これから手術だという(執刀する方、だから外科医か?)。

上有は興奮して、藤原の教え子がいた、と言っている。

涼介は落ち着いて、

「それはいい知らせだ。

そのドライバーには注目しておけ、史浩。

俺が作ったレギュレーションの正しい解釈と攻略を実践できる可能性を持った・・

MFGのニュージェネレーションだ。」


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電話を切って・・

上有も ” レギュレーションの正しい解釈 ”の意味がわからない様子。

カナタはさらにペースを上げて現在44位。

この後は再び上り勾配となる。

カナタはアクセルを踏み込む。

中継を見ているファンが話している。

実況がなぜ86号車に注目するのか、いまいちピンときていない様子。

44位と言う順位もビミョーだし・・

このレースは一般的には

リッチマンズレギュレーションだと言われている。

どんなにいいドライバーでも車がショボくちゃ話にならない・・・

登り坂に入り、86号車は順位を一つ下げる。

やはりパワー不足か。

コースはセクター3へと向かう。

ここでどれだけタイムを作れるかが、小田原パイクスピークのすべて!!

カナタがオガタに無線を入れる。

「オガタさん、もう少し本格的にペースを上げます。」

イラッときた相葉がオガタからヘッドセットを取り上げる。

そこから先がセクター3!

出走前に説明しただろ!

コースを知らない奴が攻めたら、命を落とすぞ!!

——8話ここまで。

エムエフゴースト 9話に続く

〇感想

カナタ、藤原拓海の弟子という事なのかな。

しかも上有の感じだとその辺の話がかなり絡んでくるような。

 

MFGの唯一のレギュレーション・・グリップウェイトレシオの均一化。

グリップウェイトレシオとは

以前オガタのの説明だと、車両重量に応じてタイヤの幅が決められてしまうというものでした。

車両が軽いと、細いタイヤ・・みたいな。

エンジンのパワーには制限はないが、闇雲に上げてもタイヤがもたない。

トップチームでもベストなバランスを見つけ切れていないのが現状。

手を加えなくても馬力があってバランスのいい高価なヨーロッパ車が今のところ強い。

そのせいかリッチマンズレギュレーションと揶揄されている。

以上がオガタの説明でしたが、それに対してカナタは

「それは少し違うと思います。

やり方が必ずあります。」

と返しています。

そしてこのレギュレーションを考えた人を天才だとも。

やはりカナタはこのレギュレーションの核心部分を理解しているのでしょうか。


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