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鬼頭の残した置き土産!
例の1年生ノート!
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九頭が鬼頭から入手した1年生ノートで特集を組んだ!
その雑誌を手に取る平安の選手たち。
その規則の厳しさに驚いている平。
宿敵・DLの叩かれように胸が痛んで雑誌から目を背ける薬師寺。
たかが1ページで奴らの何を語れるのか・・・
と言って涙を流す早乙女。
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そして全国中学生野球大会の開会式では・・・
日本代表クラスの選手たちがこぞってDLには行かない話をしている。
人気があるのは花忠社。
あと大阪快苑。
この2強。
DLはしんだ・・・
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ニュースでも、ネットでも・・
これでもかと叩かれるDL野球部。
クズの巣窟とまで書かれる。
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そして8月14日。
甲子園決勝。
平安対早稲多実業の決勝戦は早稲多実業が制した!
優勝の立役者は1年生コンビ。
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9月30日。
狩野はサクラに別れの手紙を出していた。
新しい彼女ができたという嘘をついて。
涙にくれるサクラ。
狩野が母親に電話をかける。
狩野母は、鬼頭の一件は他人ごとでは済まされない。
世間へのせめてもの禊として、
笑太郎が甲子園出るまで手紙も電話も顔見に行くのも止めると言っている。
そして強くなってDL野球部が復活することを心から願っている。
下級生で主将はしんどいと思うが、お母ちゃんを頼ったらアカンと言って電話を切る。
切った後、電話ボックスの中で泣き崩れる狩野。
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12月26日。
DL野球部、対外試合解禁まであと15日。
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部室の壁にはどういう意味か、飛田のサインで有刺鉄線を掴む絵が貼ってある。
山のように捨てられた履きつぶされたスパイク。
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翌年、4月1日。
選抜の頂点に立ったのは大阪快苑。
投打に活躍の2年生バッテリー、万年と笛吹が抱き合って喜ぶ。
新世代の台頭で黄金時代の幕開けだ!!
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4月10日。
大阪府吹田市
万博記念公園野球場
春季大阪府大会一回戦。
DL-油井
DLの空腹打線が爆発!!
止まらない!!
何と5回途中で42-0。
そしてバッターボックスには
3番ファースト狩野笑太郎。
目の下のクマもなく、引き締まったいい顔をしている。
”あの日”からの記憶がほとんどない・・
しぬほど走ったこと。
真冬の洗濯で手がかじかんだこと。
年下の主将に納得してなかった先輩たちが・・・
”笑太郎”と下の名前で呼んでくれるようになったこと・・
ほんで・・・
しぬほど愛した伝統のユニフォームに別れを告げたこと・・
待っとけよ甲子園!!
ピッチャー投げた!
狩野、ジャストミート!
打球は遥か彼方へ・・・
春の新作を身に纏い、ゆうゆうとベースを回る狩野。
——133話ここまで。
バトルスタディーズ 134話に続く
〇感想
そう来たか、と言う感じでした。
一気に飛ばしてDL野球部、復活していました!!
この半年、何があったのか・・!?
次回で明らかになるようです。
ちなみにこの試合のオーダーは
1 マリオ
2 ルイージ
3 狩野
4 門松
5 長野
6 鷲中(そう、実力者でした・・・)
7 楠
8 天津
9 花本
檜はどうなった?
気になります。
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