延人が飼っていたペットについて情報を得ようと、

延人の行きつけだったバーを訪れた鳥栖。

隅の席に着席する。

隣のスーツの男が横目でじっと自分を見ていることに気づく。

鳥栖
(あれー!?知り合いだっけ!?)

 


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なんと!

隣に座っているのは麻取義辰だった!

あんまり見てくるので鳥栖は以前に会ったことがあるか聞く。

すると、別にそう言う事ではなくて、店の中で帽子をかぶっているのが気になるとのこと。

鳥栖は頭を怪我していることを包帯を見せて説明する。

 

鳥栖はウイスキーをロックで注文する。

このタイミングでバーテンに話しかけたかったのだが、隣の男が気になってそれができない。

すると麻取が、疲れてるねえ、と話しかけてくる。

職業上わかるという。

鳥栖に仕事を聞かれて、答えない麻取。

それでいて鳥栖には仕事を聞いてくる。

営業職と素直に答える鳥栖。

それに対して麻取は、自分もそんなもんだという。
(本当は詐欺師)

無名の会社だが、年収は一億だという。

鳥栖が驚いて外資系かと聞くと、

答えない・・・

つかみどころがない感じの麻取。

すると麻取はぼそっと「子供・・・」

という。

「子供・・・いる?」

鳥栖は19の娘が一人と答える。


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麻取は

20の息子が一人。

かわいい。

いくつになっても親にとっては小さい子供のまま。

もし・・

子供が誰かに怪我させられたり、ひどい目にあってたらどうする?

麻取が聞く。

鳥栖は「・・・・」

麻取は狂気を帯びた目で鳥栖を見て

「ぼくは相手をころすだろうね。

家族もろとも皆ごろしにする。」

鳥栖が、大切だからと言って他人をさつ害するのは・・・と言いかけると

麻取は、

社会的に正しいかどうかぁ?

割り切れない。

誰だって好きな人を見ていたい。

それが幸福でしょう?

と言う。

鳥栖は、犯罪の連鎖を持ち出して、正論を返そうとするも、

麻取の言っていることを実際にやったのは自分という事に気づき、黙ってしまう。

麻取

「犯罪の連鎖・・それは違うでしょう。」

どう違うのか?

鳥栖が聞くも、麻取はそれには答えない。

そして

「息子に会いたいなぁ・・・

さびしいよ・・」

とつぶやく。

そして息子の事を語りだす。

幼稚園の頃からずっと暴力的だった。

両親ともそうではないのに・・

凄く困っていた。

「見かねた元妻がキャップを与えたんですよ。」

鳥栖が、キャップとは帽子か何かかと聞くと、麻取は答えない。

 

 

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