鳳輦車の中に入った瞬間、八郎は広大な庭園の真ん中にいた。

城門から中に入ったはずなのに。

一緒に入ったはずの仲間の姿がない。

他の皆も同様に違うところへ行ったのだろうか。

 


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そして大きな池のほとり、奇麗な芝生の上に御座を敷き、成尋が茶をたてて八郎を迎える。

「よくぞ来た。客人。

我らがもてなし 気に入ってくれるとよいが。」

まずは頭目同士。

座して茶など楽しもうぞ。

八郎は成尋の誘いに乗る。

成尋の前に座り、睨みつける。

目の前にいるのは父をころし、響きを奪った男。

今すぐにでもころしたいのだが・・

それは叶わない。

何故なら、響の命は成尋の術によって永らえているのだ。

響を元通りに出来るのもまた成尋。

しかし、成尋も”桜花”を手に入れるためには八郎をころす訳にはいかない。

なればこそ。

互いに手出しできぬ今この時こそ、お互いを見極める絶好機。

成尋は刀にまんじゅうを突き刺し、八郎の前に突きつける。

八郎は刀ごとまんじゅうにかぶりつく。

「くだらぬ。」

俺は忍。

響を元に戻し、貴様らをただころすのみ。

 

八郎の血が落ちた茶を成尋が飲む。

己の命を失う事と得ることが同義となる八郎の言葉に興味を持つ成尋。

そして5層からなるこの城の各階層に伊賀甲賀の忍を送ったという。

そこには響の四肢を持った成尋衆がいる。

「忍法合戦にて、満開の花を咲かせてみせよ。

今度こそ、愛するものを守れるようにな・・・」

この言葉に怒った八郎は刀に手をかけるが、

そのとき風景は一瞬で変わり、八郎は城の中に瞬間移動していた。

成尋は消えている

「始めから生き残る気などない。

忍をなめるなよ。」

甲賀五宝連・甲羅式部

伊賀五花撰・蓮

二人の眼前には広大な渓谷が広がっていた。


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そこには1本の橋が架かっている。

これも魔術なのだろうが、実際にあるかのように橋を渡る二人。

そのとき!

二人の前に輪廻孫六が現れる。

手には響の腕が入った駕籠を持っている。

輪廻孫六
「これは成尋様の余興・・・」

伊賀甲賀の忍が二人がかりで成尋衆を一人倒せば、手足が1本づつ戻ることになる。

孫六自身は余興には興味はなく、一切の手加減はしないと宣言する。

「上等だ。」

銃を抜く蓮。

戦闘モードで構える甲羅式部。

孫六の武器は刀。

蓮は銃。

そして左右に逃げ場がない橋の上。

並の相手なら圧倒的に有利だが・・

そのとき、孫六が術を使い、ふと消えた。

次の瞬間、蓮の後ろから斬りかかる!

蓮は反射的にかわすも背中を少し斬られた。

次に孫六は甲羅式部に斬りつける。

しかし刀は跳ね返される。

その隙に蓮は孫六の左下に回り込んだ。

(捉えた!!)

発砲するも、弾丸は孫六の体をすり抜けてしまう。

 

甲賀伊賀の連携攻撃に関心する孫六。

ならば・・・

と孫六は本気モードに。

「もう一つの手の内を見せるとするか。」

——13話ここまで。

バジリスク桜花忍法帖 14話に続く

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〇感想

輪廻孫六、これは手強い。

瞬間移動できて、銃も効かないとなれば・・・

蓮達に攻撃の術がない!

こうなると防戦一方!

なんとか反撃の糸口を見つけられるか!?


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