–長期入院編 第8話(11巻収録・TRACK32)あらすじ

西山さんの質問

なんで赤ちゃんはしんじゃったんですか?

に答えられないサクラ。

 


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絞りだした言葉は

「ぼくも昨日からずっと考えていました。

なんでだ・・・

なんでだろうって・・・

でもわからないんです。」

妊娠の初期からずっと経過を見ていた。

そして切迫早産になり、入院して1か月。

しかし今回のことを予測することができなかった・・

「申し訳ありません。」

と頭を下げるサクラ。

西山さんの目からまた涙が溢れる。

 

分娩を始める。

陣痛がついてきた。

小松が励ます。

頑張れ、頑張れ!

でも西山さんの赤ちゃんはもう・・・

それでも小松はこのお産は暗くしたくないという。

 
壁一つ隔てた隣の分娩室では赤ちゃんが元気な産声を上げていた。

サクラはお母さんに笑顔で

「おめでとうございます。」

という。

産科は残酷だ。

壁一枚隔てて生と ” し ”が存在する。

元気な赤ちゃんが産まれて幸せそうな夫婦。

この夫婦には想像もつかないだろう。

すぐ隣の分娩室でし産の分娩が進んでいるなんて・・


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西山さん全開の知らせが入り、サクラが隣の分娩室に移動する。

 

西山さんにも隣の分娩室の産声が聞こえていた。

西山さんは妊娠を夫に知らせた時のことを思い出す。

無表情な夫だが、喜んでいるのはわかる。

西山さんが名前は何にする?と聞くと

男ならケーキ。

女の子ならアカリ。

お前みたいに、明るい女の子になるように・・

 

検診で女の子と分かった時は喜んだ。

西山ケーキじゃ店の名前みたいだ。

西山さんは

「アカリ、アカリ・・・」

と名前を呼びながらイキむ!。

生まれた。

小松が取り上げる。

「西山さん、おめでとうございます。

アカリちゃん・・すごくキレイな女の子ですよ。」

–長期入院編 第8話 ここまで

第9話に続く

〇感想

「このお産は暗くしたくない。」

という小松の言葉が救いでした。

悲しいお産。

それでも産まなくてはならない。

ならせめて普通のお産のように自分たちはしようという小松の気持ち。

そして最後の

「アカリちゃん・・すごくキレイな女の子ですよ。」

という言葉で悲しいお産にすこし光が射したような気がしました。


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