今週もグッズ販売の田中さんのお話。

話は5月まで遡る。

そば屋の佐藤さんと話をしている田中さんと鈴木さん。

佐藤さんは田中さんが六本木の事務所を引き払ったと聞いて責任を感じる。

ちょっと独立をそそのかした経緯があったから。


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エリートサラリーマンだったのに・・・

そしてこれからはプロ野球のグッズ販売を手掛けるという。

それに際して、佐藤さんの知り合いの徳永に渡りをつけて欲しいという。

田中さんの狙いは徳永と親しい凡田。

出身が山梨の田中さんは凡田に近づきやすいと踏んだのだ。

 

佐藤さんは徳永を二人に紹介し、

その場で田中さんは

「凡田選手に一度お会いして話がしたい。」

すると徳永の返事は

「超~~お安い御用です。」

早速4人で食事をすることに。

自分のグッズを作ってくれている業者と知って凡田もご機嫌。

田中さんと鈴木さんは持ってきた凡田グッズを広げてさらに機嫌を取る。

なんでも凡田グッズは結構売れているらしい。

信じられないといった感じの徳永だが

田中さんは凡田グッズが売れる理由を

” トミージョン手術からの復帰 ”というストーリーがあったからと、分析する。

おととし → 登板なし

昨シーズン → 10勝0敗

今シーズン → 9勝8敗

グッズ販売の世界での凡田夏之介の人気について田中さんが説明する。

・凡田登板の試合はスタンドから明らかに心を込めて応援する人が多い。

・チームの為に怪我をして、1年のブランクを乗り越えて復活した凡田。
応援にも気持ちが入るのだ。

・月2回の登板だったことで適度な貴重性が生まれた。

・凡田の登板日にはグッズが飛ぶように売れた。

・去年は年間10日しか1軍にいなかったために売れるといっても限界があった。


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・今年はローテに入って毎週出てくるので売り上げは去年の倍。

・凡田には一定の人気がある。
その理由がさっき言った”ストーリー性”。

・モップスはケガをさせてしまった凡田に1年かけて復活プログラムを組んだ。

・凡田はそれに見事に応えた。

・大スターではないが、このストーリーに注目している人は一定数いる。

以上が田中さんによる、凡田夏之介グッズが売れるからくりの説明。

田中さんはビジネスマンらしく

「凡田投手は我々にとってビジネスチャンスの一つ。

何か新しい企画が出て来たら、そのときはよろしくお願いします。」

といって締めくくった。

夏之介は照れ照れで
「僕も山梨ですから頑張りたいです。」

スパイダース時代は全くグッズが売れなかった夏之介だが、

モップスでは売れる選手になっていた!

そんな時だった。

前回最後、田中さんの娘が凡田変身鼻眼鏡を作ったのは。

自分でもつけてみて、田中さんはふと思った。

これ、商品にしたらウケるかな?

娘は大喜び。

検討してみることに。

 

鈴木さんに見せると、原価が結構かかりそうという。

5000円位で売らないと・・・

田中さんは、今凡田人気は確かにある。

これくらいのシャレを受け止めてくれる客層は一定数いると思う!

と力説する。

商品化に向けて動くことに。

凡田は気に入ってくれた。

球団のOKも出た。

5000円で売ってみると・・・

売れた!

飛ぶように売れた!

——139話ここまで。

グラゼニ 東京ドーム編 140話に続く

〇感想

よかった~。

売れました。

原価が高いとのことなので、売れなかったら大変だったでしょうに。

これで軌道に乗るかと思われた矢先に、凡田が移籍するかどうかという問題が起きたわけですね。


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