4月29日。

大阪市此花区
舞洲ベースオールスタジアム

春季大会準決勝。

大坂快苑-DL

勝った方が近畿大会出場確定。

チケット完売でスタンドは超満員!!

 


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そして

試合は5回裏、DLの攻撃。

スタンドの声は・・

「絶望的やな・・

破竹の快進撃で復活したかと思たけどやっぱアカンか・・」

ファンの少年は泣いている。

「ホンマとちゃうやんなDL・・・?

ウソってゆーてやDL!!」

5回裏、ツーアウトでスコアは

快苑 11-0 DL

バッターは狩野。

狩野が打ち取られたらコールド負け。

しかももうツーストライク。

だが当の狩野はヘラヘラ笑っている。

昔から知っている笛吹、万年バッテリーと楽しく談笑。

キャッチャーの万年は、

DLのこと思うと気の毒で毎晩枕を濡らしていると言っている。

そしてこの状況で笑っていられる狩野を幸せだという。

狩野はまた笑って

「生きてるだけで丸儲け!!

わしゃいつでも幸せや!!」

本当はDLに入りたかった笛吹と万年。

だがライバルが強すぎて入れず、快苑に拾ってもらった。

そして選抜優勝。

こんな未来は誰も予想できなかった・・

 

スタンドからヤジが飛ぶ。

腐ってもDL。1点くらい返せよ。

むかしのDLと一緒にしたら可哀想や・・

もうDLちゃうやろ、ユニフォームも変わったし・・

 

狩野の脳裏を色んなことが駆け巡る。


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自ら主将に名乗り出たこと。

3年生に支えてもらったこと。

マリオと相撲を取ったこと。

狩野が叫ぶ

「ダッサ!

素でエグイ!!」

みんなびっくりする。

狩野は続けて

そんなに人生甘くはない。

謹慎明けから順調すぎた。

「神さんおおきに!!」

早よ放れ笛吹!!

天下茶屋まで飛ばしたらぁ!!

笛吹も乗って、

「やめて!!

離婚したオトン住んでまんねん。」

狩野、うけた。

100対0で勝つよりも、

主将が大恥さらした方がチームは強くなる。

いつもド派手に美しく!!

散る時も爽快に!!

 

狩野、フルスウィング!!

 

かすった!!

ファール!!

空振りのつもりだったのに!

もはや憐みの目で見る笛吹、万年バッテリー。

そして狩野に4球目。

狩野(もう何も失うもんあれへん。)

 

ボウッ

 

ゲームセット!

 

当然落ち込むDLの選手たち。

狩野は一人明るく

寮帰ってパーッと大反省会や!!

——135話ここまで。

バトルスタディーズ 136話に続く

〇感想

こんな試合、全く予想できませんでした・・

まさかのコールド負け。

ここで狩野が打って、そこから反撃かなと思ってましたが。

そのまま三振て・・・

藤巻もショックを受けている感じでもなかったし。

コーチとしては予感するものはあったのでしょうか。

予想以上に笛吹が良かったとか。


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