シリーズ 災害医療 6話目!!

院長から災害現場へ行き、父親を助けるよう指示が出た四宮。

実はその少し前、四宮は父親と電話で話していた。

その時は大丈夫と言っていたのに・・・

息子に心配させないようにしようという配慮だったとは。

 


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DMAT調整本部の三杉マホ。

緑丘中央病院の四宮先生から依頼された

・小児外来の診療可能病院への振り分け

・仮設の診療所の設営

の手続きを進めている。

しかし小児外来は既にどこもいっぱい。

新たに救護テントを張るにしても明日か明後日になってしまうと言われて

マホ
「それじゃあ遅い。」

小児科の急患は夜間も途絶えない。

このまま夜になれば病院は患者で溢れてしまう。

それならばと頼みに行ったのは、自衛隊。

自衛隊ならすぐテントを張ってくれるはず。

しかし対応に当たってくれた自衛隊員は

「それは難しいですね。」

確かに自衛隊には衛生部隊もいるし、

テントの設置から内部資材の調達、

セッティングまですべてできる。

だが、

自衛隊で用意した場合、自衛隊所属の医官が診療を行うことになっている。

自衛隊のテント内で外部の医師だけが診療を行った例がないという。

マホは、その前例を作って欲しいと食い下がる。

このまま夜になったら体調の悪い子供たちが誰にも見てもらえなくなる。

段々興奮してくるマホに隊員は困り顔。

そこに別の隊員が来て対応していた隊員に耳打ち。

すると

自衛隊員
「わかりました。

すぐに小児科の仮設診療所を作りましょう。」

医官の中に小児科のドクターが一名いるので、その医官が指揮をとる形でならOKとのこと。

通常なら自衛隊のいち隊員が、いち個人の行動で前例を作ることなど絶対にないが・・・

自衛隊員にも5歳の子供がおり、それで融通を効かせてくれた模様。

加瀬たちペルソナのDMATチームが調整本部に向かっている。

途中自衛隊が小児科の仮設診療所を設営しているのを見て珍しがる。

加瀬はピンときた様子。

 

調整本部に着いて・・

加瀬はマホに、一旦帰ると報告。

ボランティアで来ることはあるかもしれないが・・

とりあえずDMATとしては、48時間の急性期も超えて患者の搬送も落ち着いてきたから。

加瀬は来る途中で見た自衛隊のテントのことをマホに聞いてみる。


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「あれって、マホの手配なんだろ?」

マホは、自分じゃない、県庁にいるDMATの依頼だから動いてくれたというが、

加瀬
「でもお前がDMATの調整本部で協力しているのはデカい。」

今までだったら小児科医や産科医が自衛隊に掛け合って動かすなんて出来なかった。

マホは

ねえ加瀬君・・

と、10年前のO県の地震の災害現場でのことを話し出す。

 

マホと加瀬は同じDMATチームで活動していた。

市立病院が被災してライフラインは全てダウン。

マホたちの仕事は搬送が決定した患者の移送だった。

しかし・・・

搬送の順番等、マホたちの意向が調整本部になかなか伝わらない。

急を要する未熟児もずっと搬送されずにいる。

マホがしびれを切らして自ら手配しようとすると

加瀬が怒った。

ここは災害現場、勝手なことをするな。

DMATのコマでしかない俺たちが勝手にヘリなんか呼んだら現場が混乱する!

調整本部も今はバタバタしている。

避難所へのミルクやおむつの物資調達だって戸惑いながらやっているはずだ。

DMATの医者は普段救命や整形、外科の人間がほとんどで、周産期医療を知らない。

だが、救命の加瀬からするとマホたち周産期医療従事者は災害医療を知らない。

それならば・・・

「産科医でDMATのお前が・・・

その二つの”知らない”っていう溝を埋めりゃあいいだろ。」

 

この加瀬の言葉で、マホは災害時小児周産期リエゾンを作ったのだった。

加瀬は本人の前ではそんなこと言ったかなととぼけていたが

別れを言って車に戻ると

加瀬
「マホならきっとやると思ってたさ。」

ペルソナ。

四宮がN県に向かう準備をしている。

自分が担当している妊婦の診療記録と治療方針をサクラに引き継ぐ。

サクラは自分の父親を助けに行ける四宮が羨ましいなどと言っている。

四宮、柄にもなくちょっとしんみりしてしまう。

——220話ここまで。

コウノドリ 221話に続く

〇感想

すごい。

三杉マホがリエゾン作ったんですね。

阪神淡路大震災のとき加瀬とマホは大学生のボランティアで参加したって言ってたから・・・

二人とも40代前半から半ばと言ったところですか。

二人の間にはもっといろいろ因縁がありそうですが・・

 

次回からは四宮親子の活躍ですね。

混乱する現場でどんな仕事ぶりを見せてくれるのでしょうか。


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