4月29日 午後8時。

研志堂での反省会。

引き続き狩野はハイテンション。

コーラをまき散らしながら日本全国酒飲み音頭を歌っている。


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マリオ達他のレギュラーは額を寄せて真面目に反省会。

今日のメモを見ると・・・

先発の天津・・・1回5失点

阿比留も3回5失点のダブルKO。

打線はたったの4安打。

皆ため息しか出ない。

そこに狩野がやってきて

「5回コールド負けなんて人生初でしょ。

ンなもん笑っとったらいいんですよ。」

大惨敗して主将がヘラヘラ笑ってるチームなんて・・・

マリオは狩野に負けた原因をキッチリ説明しろと言う。

狩野の答えは

「ウチが弱かった。」

それだけ。

マリオももう狩野を相手にしない。

長い謹慎明けたと思ったらあっけなく近畿大会の出場権を逃してしまった。

3年にとっては最後の夏がもう目の前。

狩野「それが?」

3年はさすがに気色ばむ。

狩野は一切態度を改めず、今度はマリオの両目に向かって指を突き入れようとする。

マリオは瞬時にかわし、狩野を蹴り飛ばす!

狩野は

「それやないけマリオ!!」

敵が目つぶしに来たらどう反応するか。

相手の固いガードをどう下げる?

喧嘩で勝つには戦略がいる。

喧嘩(実戦)慣れしている快苑としていないDL。

それが勝敗の分かれ目だと狩野は言う。

これには3年たちも腑に落ちた様子。

点差より中身。

全イニング先頭打者出塁の快苑と、ことごとく凡退のDL。

負けて当然。

快苑は、先手先手の見事な試合運び。

狩野
「快苑がDL野球やってるんですよ。」

このタイミングでいま日本で一番強い高校と戦えたのは大きい。

快苑から学ぶことは多い。

春は所詮オープン戦。

本番の夏に向けて課題も見えた


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「メッチャいい1日でしたよ。」

そもそも春で惨敗して、夏の甲子園で優勝したらドラマチック!

女子にモテまくり!とニヤつきながら長野に話しかける。

長野、想像して鼻の下が伸びてしまう。

あくまで真面目なマリオは、モテる為に野球をしているんじゃないというが・・

所詮男の本心は皆同じ。

狩野がマリオを詐欺師呼ばわりすると、

怒ったマリオはコーラの瓶を掴んで狩野の顔面に投げつけた!

目のいい狩野はよけようと思えば簡単によけられたが、

あえて額で受けて瓶を粉砕!!

額から流血しながら狩野は笑っている。

「実戦積めば半年のブランクなんて屁でもない。

戦力は全然負けてない。

ワテを信じなはれ。

夏獲れまっせ。」

午後10時。

解散して寮の構内を歩いているマリオ達。

マリオは狩野のことがいまいましくて仕方がない。

完全にため口だし、やりたい放題。

しかし長野は

「悔しいけど、言うてることはズレてへん。」

すると竹藪の中から狩野の声が聞こえて来た。

夏の大阪大会決勝で快苑と当たった時のためのシミュレーションをやっている。

5回表のDLの攻撃。

1点ビハインド、二死一塁。

打席には3番狩野笑太郎。

そしてエースの笛吹から逆転ツーランホームラン!

狩野
「打てやボケ!狩野笑太郎!!」

狩野の気合の入ったシミュレーションに息をのむマリオ達。

——136話ここまで。

バトルスタディーズ 137話に続く

〇感想

主将やってから狩野の性格がだいぶ変わりましたね。

前から破天荒なところはあったけど、ここまでくるとちょっと不気味な感じがします。

それくらい追い込まれているという事でしょうか。

この大惨敗からどれほど学ぶことができたのか。

今後の練習が楽しみです。


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