心と佐野がノートの取り合いになる。

心としてはどうしても見せる訳にいかない。

佐野
「何を隠してる?

これから何が起きるんだ?」

 


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心は、昨日吹雪の中で長谷川に会ったことを話す。

様子がおかしかった・・

最初は明音ちゃんを心配してのことかと思ったが・・

長谷川翼は千夏ちゃんが亡くなった時も現場にいたし、

ウサギがしんだ時も学校にいた。

心は佐野に頼んで、長谷川の住所を聞く。

” ライラック荘の2階 ”

青空公園の近く。

 

その時、捜査一課の金丸が訪ねて来た。

この刑事は心の身元を知りたがっている。

もし知れたら厄介なことになる。

佐野は心に裏口から出て行くように言う。

 

心は青空公園に着いた。

昨日の2月5日の夜、鈴と明音ちゃんが話をしていた場所だ。

なぜか明音ちゃんはランドセルを背負っていた。

二人は話をした後すぐに別れた。


(もしかしたら明音ちゃんはどこかに行こうとしていたんじゃないか?

その様子を長谷川は見ていたのかもしれない。)

※長谷川の部屋から公園は見える。

心はライラック荘の2階にある長谷川の部屋の玄関前に立つ。

表札は ” 佐々木紀子 ” の横に小さく長谷川翼と書いてある。

心は ” 佐々木紀子 ” という名前に見覚えはあるが、はっきりと思い出せない。

ノートにあったような・・・

 

中から犬の鳴き声が聞こえる。

心がチャイムを鳴らすと、佐々木紀子が出てきた。

眼鏡をかけていて、年齢は30代か、40代と言った感じ。

田村は明音ちゃんの担任をしている教師だと名乗る。

長谷川は在宅か聞くと、紀子は扉を閉めてしまった。

金丸は明らかにイライラしている。


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心のことを佐野に聞く。

・田村心の回りでは色んなことが起きる。

・千夏ちゃんが亡くなり、

・雪崩を予知して木村さんを助けた。

・臨時教員になったと思ったら、ウサギがしに

・明音ちゃんが行方不明。

金丸
「明音ちゃんは行方不明になる前に母親にこう話していたらしい・・」

しかし金丸はその先を話すのを止めてしまった。

金丸は改めて聞く。

田村心はいったい何者なのか?

心は公園で雪をしのぎながらノートを見ていた。

すると、あった!

佐々木紀子の名前が。

”2月12日、飼い犬がしんでいるのを妻の佐々木紀子が発見。”

妻?

”4月6日、佐々木紀子が青酸カリでじさつ。”

”佐野文吾は(紀子を)三島明音の事件で参考人として事情聴取していた。”

 

青酸カリは音臼小無差別さつ人事件で使われる毒薬。

どうして佐々木紀子が持っていたのか?

音臼小の事件の後、佐野の家から青酸カリが押収されて、逮捕の決め手となった。

その毒薬は今この村のどこにあるのか?

 

佐々木紀子の家に、翼が勤める新聞販売所から電話がかかって来た。

出勤時間になっても翼が来ていないという。

紀子
「翼は風邪をひいて今寝ています。

すみませんが今日は休ませてください。」

紀子は受話器を置くと、小物入れの引き出しを開ける。

そこには長谷川翼がとった明音ちゃんのポラロイド写真たくさんが入っていた。

泣いている明音ちゃんが写っている写真。

紀子はそれらを台所の流しで燃やし始めた。

——22話ここまで。

テセウスの船 23話に続く

〇感想

佐々木紀子と長谷川翼の関係性がわかりません。

ノートには妻と書いてありましたが、誰の妻なのでしょう。

長谷川翼とはちょっと年が離れている感じだし・・

 


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