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明音ちゃんが失踪してから2日経った。

吹雪きもおさまり、捜索が始まる。

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木村鍍金工場にいる佐野の警察無線に、女子児童の手袋を発見したという連絡が入った。

佐野が三島夫妻を乗せて、対策本部が置かれている公民館へ向かう、

 


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夫妻が手袋を見せてもらうと・・・

違う。明音のものじゃない。

膝から崩れ落ちるお父さん。

お母さんも泣き崩れる。
「もう耐えられない・・・」

佐野がお母さんに、中へ入ろうと促すと

お母さん
「心先生は何か知ってるんじゃないの?

千夏の時もそうだったけど・・

あの人本当に信用できるの?

みんな言ってるわよ、あの人怪しいって!」

佐野は答えない。

佐野に電話が入る。

出てみると、心から。

用件は、例の絵のプロペラのようなものについて。

場所が分かったので一緒に見に行こうという。

(このとき、佐野の電話を盗み聞きしている一人の影が・・)

 

佐野は心を乗せて音臼岳に向かう。

道中心が説明する。

女の子の上に描かれていたのは、山や飛行場に設置される風速計。

音臼岳に使われていない小屋があって、その屋根に似たようなものがついている。

誰が取り付けたのかはわからないが、今は壊れている。

 

その小屋に明音ちゃんはいるのか?


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それはわからないが、絵の二人の女の子の内、黒く塗りつぶされているのは明音ちゃんかもしれない。

 

車で行けるのは途中まで。

深く雪が積もった音臼岳を雪をかき分けながら心と佐野は歩いて登る。

しばらく行くと、高い崖が二人の行く手を阻む。

ここまでか。

帰って捜索隊を呼ぼうと話したその時、

周りを見渡した心が山小屋を見つける。

屋根に風速計もついている。

行ってみると、入り口の扉が雪で1/3ほど埋まっている。

雪をかき分ける。

扉には鍵がかかっていた形跡はあるが、ダイヤル式の南京錠は開けられて引っ掛けてあるだけ。

(二人の様子を物陰から金丸刑事が伺う)

金丸に見られていることには気づいていない二人。

ゆっくりと扉を開ける。

しかしそこに明音ちゃんの姿はなかった・・・

——24話ここまで。

テセウスの船 25話に続く

〇感想

絵の女の子の上に風速計を書いて、わざわざそれがどこのものか教える・・・

ますます加藤みきおが怪しいですね。

怪しすぎてミスリードのような気がしないでもないですが。

 

小屋の中に明音ちゃんがいなかったという事は・・

長谷川が去った後、声をかけてきた人が助けたという事でしょうか。

なら明音ちゃんは無事?

無事だとしたら連絡してこないのはなぜ?

別の場所にとらわれているのでしょうか。


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