シリーズ 災害医療 10話目!!

四宮はスタッフの過労が心配になっていた。

相談しようと副院長室をたずねると・・

中は完全に生活スペースと化していた!

家よりもこの部屋での生活が長くなってこの状態。

 


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四宮が話を切り出そうとすると・・・

看護師が駆け込んできて副院長に対応を求める。

まともに話もできない・・・

副院長は四宮に避難所回りをするように言い残して去っていった。

四宮が避難所で健診をしていると、子供たちが地震ごっこをしている。

地震だー!と叫んで机の下に隠れるのだ。

当然大人に怒られる。

しゅんとして外に出て行く子供たち。

 

健診を終えて廊下を歩いていると、また子供が地震ごっこをしている。

見ると一人大人の女性が混じっている。

DMATのジャンパーを着ている。

(三杉マホ。四宮は初対面。)

 

校庭で遊ぶ子供たちを見ながらマホと四宮が話している。

マホが言うには、子供たちの地震ごっこはストレスの表現。

それを不謹慎だと注意するのは子供たちにとっていい結果にならない。

だから一緒に遊んであげていたという。

子供たちだってこの地震で傷ついている。

ワガママになったり、赤ちゃん返りをしたり・・

突然パニックになって泣き出したりする子もいる。

 

マホが避難所に来たのは状況を把握するため。

震災から時間が経つと必要な医療が変わってくる。

高血圧や糖尿病などの慢性疾患が悪化する人もいるし、

継続的な治療を維持する方法も考えなくてはならない。

食事も、アレルギー食の供給までは手が回っていない。

赤ちゃんを抱えているお母さんたちも、

避難所は落ち着いて授乳できないから苦労している。

四宮
「そういう人たちの避難所はいっそ保育園にすればいいのに。」

マホは目から鱗が落ちた表情。


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四宮にボディーブローをお見舞いして

「あんた天才!

そのアイデア私がもらうね。」

愉快そうに笑っている。

マホのコミュニケーションについていけない四宮。

 

そこにDMATのような4人組が来た。

そしてマホに、

これから市役所に行くと言って去っていった。

この4人組は

DPAT(災害派遣精神医療チーム)。

精神科医、看護師、事務職員で構成されるチーム。

被災した精神疾患の患者や、

避難している人達の不眠、不安、抑うつの症状の対応をする。

 

DPATは、次は市役所の職員を診に行った。

市役所の職員は震災から不眠不休で疲労を蓄積させてしまっている。

わずかな休憩も取りにくい雰囲気になっているのだ。

そういった支援者への支援も大事な活動の一つ。

支援者だって被災者だから。

マホ
「使命感で自分たちのメンタルヘルスをおざなりにして、

過重労働を続けるんだから、いつ壊れたって不思議じゃない。」

 

この話を聞いた四宮、あることを決心した様子。

マホの話の途中で歩き出してそのまま病院へ戻ってしまった。

病院に戻った四宮。

副院長と井口先生に

「今日は家に戻って休んでください。」

という。

師長にも、一人づつ交代で休むよう提案。

しかし副院長は「私は大丈夫。」

と頑な。

四宮
「父さんの使命感には本当に頭が下がる。

だがそのせいでここのみんなが首をしめられているんだ。

トップが休んでくれないのに下のものがゆっくり休めるわけがないだろ。」

——224話ここまで。

コウノドリ 225話に続く

〇感想

四宮のこの判断は本当に良かったと思います。

とにかく井口先生が限界に来ていましたから。

あのままいったら絶対壊れていたでしょう。

看護師の中にも倒れる寸前の人もいるはず。

看護師も交代で休むむようにしたみたいでよかった。


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