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恭一母の息子への思いを聞かされて、歌仙の決意が揺らぐ。
(私たちのしていることは・・・
人として間違っている・・・)
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間島宅を出た歌仙。
今日行った家に恭一は住んでいないことを鳥栖にメールで報告。
ここに証拠セットは置けないし、母親も現住所を知らない。
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零花のマンション。
恭一は探し物を続けていて、鳥栖は歌仙からのメールを見れない。
探し物をいったん止めて、恭一が自分のパソコンを開く。
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歌仙は恭一の現住所を調べるためにもう一度ログインを試みる。
しかし出来ない。
なぜなら恭一が今ログイン中だから。
それなら・・と、キーロガーからの情報を見てみる。
※キーロガー・・・恭一がタイプしたキーがわかる。24話参照
すると、恭一は誰かにメールを打っているのがわかる。
しかし全部ローマ字表記の文章だし、
メールのやり取りだが、恭一が打ち込んだ文字しかわからないので理解に時間がかかる。
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恭一がメールのやり取りをしているのは零花。
零花が
” 隠し事って何ですか?”
とメールを送ったのだった。
恭一の返事
”最近身の回りに起こったことでおかしいと感じていることはありませんか?”
零花
” もちろんカレシが消えたこともおかしいんだけど・・
一番は何日か前に父親が頭をざっくりやったこと。
{記憶がないけど、たぶん転んだ}
と言っていたけど、カレシに後ろからやられたんじゃないかと思ってる。
一週間で二度目だし。 ”
頭の怪我は、恭一がやったものだった・・
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実は、恭一が零花に
” 一度目の怪我は誰にやられたのか。”
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と質問すれば、鳥栖夫婦の話の矛盾は露呈する。
なぜなら、鳥栖は零花には
{延人にやられた}
と言っているからだ。
しかし組織には
{延人が行方不明になった当日は会っていない。}
と説明している。
恭一からその質問が出ないのは、
恭一が、一度目の怪我は誰がやったか知っているからだった。
※一度目の怪我は組織のものが、鳥栖に延人の尾行を止めさせるために路地裏でボコボコにした時のもの。
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怪我に関する恭一の答え
” その件に関しては僕は知りません。”
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しかしこのまま恭一と零花のやり取りが続けば、鳥栖のウソがばれるのも時間の問題・・・
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零花は再びメールを打つ。
” じゃあ隠し事って? ”
恭一
” カレシはいつどのタイミングで消えたって聞きましたか?
お父さんはその話を清掃業者から聞いたって言ってましたか? ”
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零花は清掃業者のことは知らない。
そして歌仙はこの” karesi ” ” otousan ”の文字から、恭一がメールをしている相手は娘の零花だと悟る。
青ざめる歌仙。
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そして恭一は零花にどこかで会って話そうと持ち掛ける。
迷う零花。
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歌仙が慌てて零花にLINEでメッセージを送る。
” 今日会ったあの女たらしから連絡来てないでしょうね?
来ても返事しないわよね? ”
零花
” しないよ。大丈夫。 ”
そして零花は恭一に
” 近くのファミレスで会いましょう。”
と返した!
結局近くのファミレスで会う事にした零花と恭一。
零花は両親が自分に隠し事をしてるのが、子ども扱いされているみたいでいやだったのだ。
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