ベティを乗せて運転中のカルロが久城に通信。
自らのフェイスモニターにベティのバイタルを送ってくれと言っている。
しかし基地に着くまでに事故があってはならない。
久城はカルロに運転に集中するように言う。
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呼吸が荒く、苦しそうなベティ。
満天の星空を見上げる。
星空を見ていると痛みが和らぐのだろうか。
ベティは最期を覚悟している。
しっかり見ておかないと、この星空をクリスに何て伝えればいいのか、見つかっていない。
—
天文台で作業中のムッタとフィリップ。
ベティの事故のことは知らされていない。
ムッタはドリルで穴を掘っている。
土が硬くてドリルがなかなか入っていかない。
腕がもたないと、弱音を吐く。
するとブギーがモニターにベティの顔を映し出して
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「文句と弱音がウルサイワ。
今度言ッタラ アンタヲ土に埋メルワヨ。」
しかも高さを出して、ベティと同じくらいの背丈になって言っている。
この見やすさが気に入った様子のムッタ。
今度はせりかさんの顔で・・とリクエストしている。
その後作業は順調に進み、今日明日中には終われそう。
いやがうえにもムッタの中で興奮が高まる。
いままでの全部はこの天文台のためのものだった・・・
ムッタ(終わらせるぞ。)
—
NASA。
ハガードが他のスタッフとタンク破裂の瞬間の映像を見ている。
ベティが ” タンクに何か筋が見える。 ”
と言っている。
オクトパスは着地の時に横転した。
その時についた傷か。
3番タンクの圧を上げたことで、一気に亀裂部分がはじけ飛んだ・・・
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