—-
凡田夏之介、未知の領域でまだまだ稼ぎ抜く!
—-
” 凡田FA宣言 ”
新聞の見出しに大きく載った!
スポンサーリンク
それを見て千太郎も、鳥海も、椎名もそれぞれの思いを抱く。
神宮スパイダースの羽田編成部長は
「よし!夏之介よーやった!」
さっそくダーティ桜塚に電話!
物理的に真っ先にTELするのも大事!
安田が桜塚の事務所に電話する。
すると、事務員が出た。
桜塚は・・・
携帯にかかって来た他の電話に出ていた。
羽田
「どこか・・
他の球団がもうかけてきているのかな?」
—
北海道。
球団としては、河内を獲りにいくと決まった。
そのことを伝えられた則川。
自分と交換トレードだった河内が戻ってくる・・・
ちょっとヘンな感じ。
しかし自分はチーム編成に口を挟める立場ではない。
凡田もFA宣言したのに残念だが・・・
じゃあせめてパリーグに来てほしい。
則川は空を見上げて
「来年は俺とパリーグの最多勝争いしよーぜ、」
—
仙台ゴールデンカップス。
編成が電話の受話器を置いた。
スポンサーリンク
「ウチが・・・イチバンだったみたいな感じはしました。」
向井新監督「そう・・・」
果たして他にも手を上げるところはあるのか?
旧監督の早乙女、向井と編成部長が話している。
編成部長も凡田を獲りたいという思いは向井と一緒。
しかし、争奪戦となっても ” 駆け引き ”はしないという。
これには向井も同意する。
正々堂々といきたい。
凡田に提示する条件は・・・
3年総額4.5億!
単年にすると1.5億。
年俸1.5億を向こう3年間保証する。
年俸1.5億は9勝8敗の投手には高い。
だが、それがFAというもの。
どこも手を上げなければその選手は0。
それがFA宣言することのリスク。
だが、1球団でも手を上げたらこうなる。
早乙女
「これがプロ野球経済学。」
紆余曲折ある長い道のりをボロボロになりながら・・・
這いつくばりながら歩み・・
やっとたどり着いた場所には・・
麻雀に例えると、
ドラが待っていて、
裏ドラもついて・・
三倍満あがった感じ。
向井
「グラウンドにゃ銭が落ちている!」
次ページへ
スポンサーリンク