プロポーズを陽菜に断られた種部。
愛する人を、そんな簡単に忘れられる訳ないでしょう。
と、呟いた・・・
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種部の職場。
種部は今日も定時退社。
ここのところすっと帰るのが早いという。
種部が帰った後、同僚の一人が
「前にもこういう事があった。」
という。
前の彼女と付き合っていた時。
結構入れあげるタイプらしい。
—
陽菜が母親に種部の事で相談する。
先週結婚前提のお付き合いを申し込まれたけど、断った。
母さんが取引先と気まずくなるんじゃないかと心配・・
都樹子は、
「なんだ、そんな話。」
と軽く流す。
陽菜の幸せを願ってしただけのこと。
陽菜の好きにしていい。
早く結婚して欲しいと思っている訳でもない。
逆に
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「悩ませることになってごめんね。」
と謝る母。
種部の実家。
種部は夜、外を走っていた模様。
父親に陽菜との交際を聞かれて
種部
「ああ、順調だよ。」
バイト中の夏生。
そこに陽菜が訪ねてきた。
表情もすっかり明るくなっている。
テンションも高い。
種部のプロポーズを断って来た事を夏生に報告する。
昨日は久々にゆっくり眠れたという。
「夏生くんが勇気づけてくれたおかげ。」
陽菜は職場(ホテルのフロント)でもプロポーズを断った件を同僚に報告。
助言してくれた同僚は
懸命な判断だと思うと言ってくれる。
恋に落ちてしまえばどうしても見る目は鈍ってしまう。
冷静な状態での判断は、それが正解。
この様子をホテル内の物陰から笑みをたたえて見ている種部・・・
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