恭一の部屋に証拠セットを仕掛ける・・・
そのためには恭一の部屋に入らなければならない。
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それが生き延びるための唯一の足掛かり。
それはさながら小説・蜘蛛の糸のよう。
暗闇の中で一本の糸を手繰り寄せる・・・
鳥栖は、自分も恭一の部屋に行きましょうかと提案する。
「もしかしたら急いだほうがいいかもしれません。」
今まさにピッキングの最中かも。
恭一は一人で行こうとする。
鳥栖を連れていく理由はない。
しかし鳥栖も引き下がる訳にはいかない。
逆に僕をここに置いていく理由もないはず。
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無駄な往復をするのか。
恭一は鳥栖の手のすり傷を見る。
この傷は鳥栖が無理矢理手錠から手を引っこ抜いたときについたもの。
鳥栖は、外そうとしたけど無理だったと誤魔化す。
恭一は、鳥栖から目を離さない方がいいと判断。
連れていくことに。
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証拠セットとALSライト、歌仙のスマホは
零花のマンションの駐車場の溝の中にビニール袋に入れて隠した。
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恭一の自宅マンションに到着。
恭一は鳥栖と車を手錠でつなぎ、ポストを見に行く。
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