ここまでのあらすじ
202X年の5月、神奈川県小田原市。
公道自動車レースが開催されている。
MFGと呼ばれるこのレース。
グリップウェイトレシオだけが唯一のレギュレーション。
1周のタイムアタック形式で予選を実施し、上位15名が決勝に挑む。
今はその予選の真っただ中。
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登場人物
カナタ・リヴィントン(マシンは?) 19歳
イギリス人と日本人のハーフ。
高身長で育ちがよさそう。
イギリスの有名なレーシングスクールを出ている。
西園寺家に居候させてもらっている。
母親は亡くなり、行方不明の父親を探している。
MFGには最終日に出走予定。
—
西園寺恋(レン) 17歳
自分は見た目で男は選ばないと決めていたが、かっこいいカナタに一目ぼれ。
カナタの父親捜しを手伝うと言い出す。
—
オガタ
整備士。カナタの車を用意してくれている。
しかしオガタ曰く、その車(スリーペダル)はあまり戦闘力がない。
—
リョウ・タカハシ
MFGのエグゼクティブ・オーガナイザー。
人物像は謎に包まれている。
—
9号車ドライバー相葉瞬(ニッサンGT-R) 24歳
昨年度のランキングは9位。
サーキット場で見かけるMFGエンジェル7番の女の子に惚れている。
しかし全く相手にしてもらえない。
—
7号車ドライバー大谷洋介(AMG GT S(改)) 23歳
3年目の今年は自信アリ。
マシンの仕上がりも良く、優勝を狙う。
—
5号車ドライバー坂本雄大 27歳
車はアウディR8 Coupe V10 plus(改)
大排気量のエンジンと4WDを電子制御で完全武装。
優勝して10億円をもらう予定。
—
2号車ドライバー赤羽海人 26歳
車はフェラーリ488GTB(改)
走っている途中でパワーが上がらないトラブル発生。
原因がわからない。
テクニックで何とかトップ10には入りたいところ。
—
12号車ドライバー ミハイルベッケンバウアー 21歳
車はポルシェ718 ケイマンS(改)
シュツットガルトからの刺客と呼ばれる実力者。
MFGはイージーすぎてつまらないと思っている。
———ここから4話の内容
前回MFGの事務所で知り合いになったカナタと相庭。
相葉がうまい日本食食わしてやる、と言ってカナタを連れて来たのは牛丼屋。
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牛丼屋のテレビで見ると、ミハイルベッケンバウアーが暫定トップになっている。
牛丼が来て食べ始めるとカナタは箸が使えないことが発覚。
相葉がスプーンをもらってあげる。
—
翌日、カナタは整備士のオガタをたずねる。
何かお手伝いを、と言うカナタだが、手伝う事は特にないらしい。
一緒にコーヒーを飲み始める2人。
オガタがコーヒーと一緒にコアラのマーチを出す。
一つ食べて、カナタは驚く。
「GOOD。」
こんなおいしいお菓子はイギリスにはどこにもないとのこと。
ちょっと大袈裟だが、オガタは嬉しそう。
レースの話に入る。
オガタの車は一度MFGに出たことがある。
(この時はオガタがドライバー。
オガタの仲間で今もMFGに出ている人がいる。)
そのときの仕様のままなので、やることはタイヤを新品にすることくらい。
(ルールでレース期間中はテストでコースを使ってはいけない。)
タイヤはブリヂストンか、ヨコハマの2択。
1発の速さならヨコハマで、安定感ならブリヂストン。
オガタは性能に大差はないと思っている。
カナタはオガタに任せると言っている。
タイヤは1レース1セットを目安に設計されている。
1レースとは予選から決勝までのこと。
予選だけなら1セットで3戦くらいはいけるか。
ここでカナタから不可解な発言が出る。
タイヤを1回の予選でダメにしてしまうかもしれないとのこと。
オガタも意味がわからない様子。
—
予選5日目。
カーナンバー1
ポルシェ991カレラGT3(改)が走っている。
ドライバーは石神風神、37歳。
いつも通り、無理をしない安定感抜群の走り。
それでいてタイムは出ている。
天才・ミハイルベッケンバウアーを振り切れるのは石神だけと、ファンは言っている。
カレラのGT3がケイマンに負けるわけにはいかない!!
——4話ここまで。
エムエフゴースト 5話に続く
〇感想
いやー、カナタいいな・・
牛丼とコアラのマーチ、喜んでもらえて良かった。
オガタの走り仲間でMFGで現在走っている人って・・・
もしかしたら相葉かな。
それにしてもカナタの走りが気になります。
予選1回でタイヤをダメにしてしまうって・・
どんな走りを見せるのでしょう。
みんなの度肝を抜くレースを期待してしまいます。
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