–原作175話(隠岐の島編5話目)あらすじ
ゴロー、今日は休日。
魚でも焼こうかとスーパーで魚を選んでいると・・・・
初日に病院まで車で送ってくれた人に声をかけられる。
魚を買おうとしているゴローに、
この島じゃ魚は買うものじゃなくて釣るもの!
と言い、船釣りに連れて行ってくれることに。
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指導がいいのか、ゴローは初体験にもかかわらず数匹を釣り上げる。
釣りをしながら話題はゴローの明日の予定に。
ゴロー、明日は隣の前ノ島に妊婦健診に行くという。
訪ねるのは白井先生。
白井先生の事は船長の久松さんも知っていた。
前ノ島病院で15年以上院長をやっている人らしい。
ちなみにこの久松さんは以前ゴローが健診を担当した妊婦の久松さんのお義父さん。
そして消防署の署長さん。
—
翌日。
前ノ島に着いたゴロー。
病院は島後病院よりは古い感じ。
白川先生は処置室にいるという事で、挨拶をしようとドアの前に立つ。
するとそこに草刈りをしていて手を怪我したというおばあちゃんがやってくる。
白川先生は他の患者の治療で手が離せないので、まだ挨拶もしていないゴローに処置を依頼する。
ゴローは急な事で一瞬怯むが、そこは器用なゴロー先生。
白川先生も納得の手際のよい治療をする。
おばあちゃんも笑顔で、10年若かったら恋に落ちていたと言っている。
先生ウケた。
ここで改めて挨拶する2人。
—
無事妊婦健診を終えたゴロー。
何事もなかった事を白川先生に報告する。
ゴローは妊婦さんが多くて驚いたと言っている。
普段はイチロー先生が来て、月に2回妊婦健診をやっているという。
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それに合わせて他の島の妊婦さんもフェリーに乗って健診を受けに来るのだ。
出産や交通費、健診費用も行政が負担するとのこと。
この時、おばあちゃんが孫を連れてやってきた。
孫のミズキの様子がおかしいので問いただしたら、妊娠したかもしれないという。
ゴローに戦慄が走る。
離島で未受診妊婦!?
しかし白井先生は、島で未受診妊婦か、都会っぽいじゃん、と呑気なもの。
ミズキに聞くと、最後の生理もいつか覚えていないという。
ハッキリと週数等はわからないが、赤ちゃんの大きさを見てとりあえず予定日を1月9日、24週と5日としたゴロー。
もう中絶は出来ない。
ミズキは初産なので、本土で産まなくてはならないとゴローは説明する。
ミズキは相手の事は口を閉ざしている。
母親にも黙っておいてくれと言う。
喧嘩になるおばあちゃんとミズキ。
興奮しているミズキにゴローは
今日は来てくれてありがとう。誰にも言えなくて苦しかったね。
と、優しい言葉をかける。
ミズキはこれで落ち着きを取り戻した様子。
—
院長室でゴローと院長が2人で話している。
まず、ゴローに礼を言う白川先生。
ミズキはシングルマザーの母親が本土に出稼ぎに出ていて、ずっとおばあちゃんに育てられたらしい。
白川先生も総合医だが、産科は苦手らしい。
ゴローは、15年も離島で総合医を続けるのはよほどの責任感がないと出来ない事だという。
しかしそれに対する白川先生の答えは、
責任感だけで離島医療なんて続けられない。
続いているのは、面白いから。
笑顔でいう白川先生。
–175話ここまで
次回 コウノドリ 176話へつづく
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