カウンセリングを受けているヒカリとタケヒコ。
ヒカリ
「出生前診断を受けることって・・
こんなに悩むことなんですね・・」
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こんな大事な決断を自分たちでしていいのかと言うヒカル。
真田は
「いいんです。」
と言う。
大切な事は二人でが出した結論に、後悔しないこと。
自分たちはその結論に寄りそう。
今日中に決めなくてもいいが、
妊娠を諦める選択肢まで含めると、15週までには結論を出してほしいと話すサクラ。
(ヒカリは11週)
ただ、ヒカリの身体を考えると早い方がいいと伝えて、この日のカウンセリングは終了。
—
二人が帰った後、お茶を飲むサクラと真田。
サクラはポツリと
「山根さん・・
決められるかな?」
と真田に問いかける。
真田は、
決められなくてもいいという。
出生前診断の遺伝カウンセリングを受けた人の中には、
検査を受けるか受けないのかを決められずに、時間切れで出産したという人もいる。
でもそれはその方が赤ちゃんのことを一生懸命考えた結果。
「私はその人が出したその人らしい結論だったと思うんです。」
大切なのは、夫婦が二人とも納得すること。
ハッキリと決めることではない。
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サクラは真田の出してくれたお茶を飲む。
美味い。
真田
「私のお気に入りのハーブティーです。」
サクラ
「へ~、そうニャンだ~~」
真田はノーリアクション・・
真田は、「でもよかった」という。
山根さんが今の段階で遺伝カウンセリングを受けてくれた。
それが出来ずに苦しむ人もいる。
—
某産婦人科。
神崎さんという夫婦が、新型出生前診断を受けてきたと医師に相談している。
しかし受けてきたのは認定施設ではないところ。
この医師は、講談医大かペルソナといった、日本医学会が認定している施設に紹介状を書いてから受診してもらっている。
神崎さん(妻)はその話はスルーして・・
陽性が出たからお腹の子はダウン症があるという事かと聞く。
医師の説明
・この検査結果に関しては何も言えない。
・新型出生前診断は確定検査ではないので羊水検査を受けるべき。
夫婦は羊水検査を知らなかった模様。
「じゃあ羊水検査をしてください。」
と、無表情に言う神崎さん(妻)。
話にならないという顔をする医師。
認定施設以外で受けたものに関しては責任を終えない。
紹介状を書くのでペルソナに行ってくれという医師。
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