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新シリーズ開始!!
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洋食店で食事する若い一組の夫婦(荒川さん)。
二人ともタバコを吸っている。
奥さんの方が食事を途中で止めてしまう。
生理が遅れてて体が重く、食欲がないという。
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ここで夫ガ何気ない一言。
「妊娠したんじゃねーの?」
奥さんも、もしかしたら・・・
と言う顔をして動きが停止する。
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後日、荒川夫が後輩と話しながら繁華街を歩いている。
やっぱり奥さんはご懐妊だった模様。
妊娠が分かったとたんタバコも酒もピタッとやめたと夫は感心している。
荒川さんはやめないんですか?と後輩に突っ込まれると
止めたことにはしているという。
チョットずるい夫。
その後、夫から誘ってキャバクラへ。
店でも奥さん妊娠の話になって、キャバ嬢にも早く帰ってあげなよと言われている。
しかし夫は、奥さんつわりでしんどそうで、イライラしていて気を遣うから帰りたくないという。
女の子にも軽蔑されてしまう。
奥さんは気を遣って、飲みに行ってきなよ、と言っているのを真に受けている夫。
口で言っているだけだよと周りから言われるも、平気平気と取り合わない。
結局遅くまで飲んで帰る夫。
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翌日。
荒川さん夫妻はペルソナに来ていた。
出産前のパパママ教室に参加している。
しかし夫は二日酔いでフラフラ。
講師を務めるサクラの話もろくに聞かず、居眠りをする始末。
サクラはやさしいので注意しないが、小松がイライラしている。
サクラの話が終わり、夫の方がエプロンをつけるコーナー。
このエプロンには8キロのおもりが入っていて、妊婦の辛さを体験できるのだ。
夫も奥さんの大変さはわかったようだが、どこか他人事のように見受けられる。
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教室が終わった後、奥さんが小松を廊下で呼び止める。
ソフロロジー式分娩法について質問する。
ペルソナではやってないが、概要を説明してあげる小松。
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ソフロロジー式分娩法とは、エクササイズや瞑想、呼吸法を練習して心身をリラックスさせて「出産の恐怖や痛み」を軽減させる方法。
意識を変えて自己暗示をかけることで出産を楽にするもの。
イメージトレーニングだけでも効果があるよ、アドバイスする。
初産の時は恐怖感で身体がこわばって痛みを増幅させることがあるので、それを和らげる効果はあるという。
小松が話している間も、全く興味なさそうな夫。
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家に戻ると、夫は早速ビールを一気飲みする。
奥さんは実家に里帰り出産する予定だったが、
家から電車で1時間だし、母親も時々来てくれるのでやめにしたと話す奥さん。
夫はショックを受ける。
一人になったら羽を伸ばすつもりだったのだ。
夫の様子を冷ややかな目で見る奥さん。
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また別の晩、後輩を連れて飲み歩く荒川夫。
家では気を遣ってストレスがたまるという。
後輩は奥さんのために帰ってあげてという。
しかし夫は聞く耳を持たない。
結局その晩も帰ったのは深夜で、奥さんはもうベッドに入っていた。
酔っぱらっている夫はシャワーも浴びずに奥さんの隣に潜り込む。
酒くささとタバコ臭さでイライラする奥さん。
夫はすぐに眠ってしまい、寝ぼけて奥さんのお腹を手で叩いてしまう!
さすがにキレた奥さん。
あんた、いい加減にしなよ!!
と怒鳴るが、夫はいびきをかいて寝ている。
呆れかえった奥さんはベッドを出てソファへ。
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翌朝、何も知らない夫は、奥さんに何でソファで寝てんの?と聞く。
もう限界の奥さん。
夫に離婚を切り出す。
——213話ここまで。
コウノドリ 214話に続く
〇感想
この話を読んで、酷い夫だな~と思いましたが、
芸能ニュースでは夫が妻の妊娠中に浮気をする話が頻繁に出てきます。
それに比べるとずいぶんマシなのではないでしょうか。
これくらいの意識で、妻の出産を他人事のように考えている夫は、結構いるんでしょうね。
以前のコウノドリ(116・117話)では全く逆のパターンがありましたが・・
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