冬の全国選手権大会 3回戦
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梁山 対 聖蹟
3 対 4
ついに試合終了!!
聖蹟の勝利!!
両手を上げて喜ぶ聖蹟の選手たち!
聖蹟のベンチは大変な騒ぎ。
みんな飛びあがって抱き合う。
奇跡の大大大逆転劇!!
ベスト8へ進むのは東京の名門!!
3点を先行され、一時絶望的だった差は、
後半20分にエース水樹が1点返すと、その勢いのままにハットトリックで同点。
最後はアディショナルタイムに、ルーキー風間が決めて逆転!!
最後まであきらめなかった聖蹟による大金星!!
鈴木と佐藤が臼井に駆け寄る。
臼井が二人を抱き寄せる。
「よくやった。
よくやってくれた。」
強烈な抱擁。
佐藤と鈴木はちょっと痛い。
アメとムチ。
大柴は元気いっぱいに君下に絡む。
「ワハハ
作戦Oとナイトフォール。
思い知ったか、王の力を!!」
しかしやっぱり疲れてた。
大柴は足がつって転げまわる。
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君下は無視して立ち去る。
来須は国保に抱きつく。
笑ってんのか泣いてんのかわからない来須。
水樹は猪原と黙って握手。
ただ、肩をバンバン叩くのみ。
それを見た君下はニヤリ。
小百合は号泣。
笠原も、大柴姉も。
丸岡と甲斐は
「天変地異だ。」
新納は自分の頬をつねる
「夢だ。これは夢に違いない。」
保科は目をつぶって
(まさか梁山を倒すとは。
勝負は何が起こるかわからない。)
そんな保科を相庭が、今日も宿舎に行こうと誘う。
病院でほっと胸をなでおろしているのは生方。
風間妹は涙が止まらない。
そしてもちろん、つくし母も号泣!
—
まさかの結果。
夏之IH王者・梁山が姿を消した。
立ち上がれない梁山イレブン。
キャプテンの加藤が声をかけて回る。
「知ってるぅ 知ってるぅ
こういう日もあるぅ
さあ立て。
お終いだぁ
並ぼうかぁ。」
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