前回のあらすじ
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心は、送られてきている絵を佐野に見せる。
妊婦の絵は鈴を描いたものじゃないかと言う意見で2人は一致。
鈴も封筒の消印と同じ札幌市東区に住んでいる。
心は鈴のマンションを訪ねてみることにする。
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ここから41話
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鈴の住所のマンションの玄関前に立っている心。
チャイムを押す。
はい
返事があった。
心は名前を名乗って鈴がいるか尋ねると、いないという。
仕方がないので帰る。
歩きながら、佐野が言っていたことを思い出す。
最初対面した時鈴と分からなかったというのだ。
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年齢のせいなのか・・・
その時、「心?」と呼びかける女性の声がした。
見ると鈴だった。
しかし何となく違和感・・・
年齢のせいと言うよりは、鈴は何だか別人になったような・・
鈴は心に駆け寄って抱きついた。
「大きくなったね・・・!
心・・!」
二人は路地裏に移動して話すことに。
鈴は涙を流している。
ずっと心配していた。
会いたかった。
鈴は心を施設において姿を消したことを謝る。
そうするしかなかった。
私は憎まれていたから。
心を巻き添えにしたくなかった。
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