—
シリーズ子宮頸管無力症第2話
—
スポンサーリンク
大山さんの18週での健診。
子宮頸管の長さが2週間前のエコー写真より短くなっていることが分かった。
サクラ
「なので、子宮頸管縫縮術をしたほうがいいと思います。」
今は子宮は閉じているが、このままだと開いてくる可能性がある。
大山さんは了解する。
入院は今日から。
サクラが手術の説明をする。
・今日手術前の検査を行って、問題がなければ明日手術を行う。
・術後は破水などのリスクもあるので慎重に経過を見ていく。
・麻酔は下半身だけの麻酔。腰椎麻酔で行う。
・手術自体は10分から15分で終わる
・前後の麻酔や準備の時間を入れると30~40分
・手術の前からはり止めの点滴を行い、感染予防で抗生剤の投与も行う。
・術後、はりや出血が問題なければ点滴は外す。
・早ければ4日で退院できるが、はりや出血があれば長引くこともある。
—
大山さんの夫の職場。
夫が息子のシンくんを職場に連れてきている。
スポンサーリンク
急な事で保育所の手配がつかなかったとの事。
明日からは一時保育で18時までは見てもらえる。
当然出社しただけでまともに仕事は出来ない。
同僚に迷惑をかけて心苦しい思いをする大山さん。
結局早退することになってしまう。
帰りに公園の池でシンくんを遊ばせる。
陽が沈んでもなかなか帰ると言わないシンくん。
夕方6時近くになってようやく帰路に就く。
帰り、夕食に牛丼屋による。
シンくんはオモチャ付きのキッズセットを頼む。
遊んでばかりで中々食べない。
結局牛丼屋を出たのは7時半過ぎ。
大山さん、牛丼屋に1時間半もいたのは初めてとぼやく。
家に着いて・・
シンくんはパパにママはいつ帰ってくるのか聞く。
今日はママは帰ってこないと言っても聞かない。
ママを探しに外に出ようとする。
パパが引き留めて、ママは今日から赤ちゃんを産むために病院にお泊りと説明する。
「だからパパと男二人でガンバるぞ。」
シンくん
「がんばれない!
ままーーー(泣 」
次ページへ
スポンサーリンク