前回のあらすじ
場地がしんでしまい、怒りが収まらないマイキーは一虎を殴り続ける。
それをタケミチが止めに入る。
「場地君はこんな事望んでねえよ!!」
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マイキーはタケミチを蹴り飛ばす。
その時タケミチの上着からお守りが落ちた。
これはタケミチが集会の時神社で拾ったもの。
このお守りにマイキーは見覚えがある様子。
ドラケンも、三ツ谷もそのお守りを見て驚く。
それはトーマン結成当時のお守り。
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ここから63話
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今回はトーマン結成秘話。
話は2年前の6月にさかのぼる。
場地のバイクの後ろにマイキーが乗っている。
場地、マイキーともに12歳。
今から集会場所の神社に向かうところ。
場地が乗っているバイクはゴキ(GSX250E)。
壊れて捨ててあったのを場地が自分で直した。
「オレのゴキが東京一だ!」
信号待ち中の場地の隣にドラケン(13歳)が止まった。
「は?東京一?
俺のゼファーは日本一だけど?」
ドラケンの隣に三ツ谷(13歳)が止まる。
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「オレの子猫ちゃん(インパルス)は世界一だぞ?」
一虎(12歳)も来た
「はいはいはいはい
重力圏内で争うなよ。
俺のロケット(ケッチ)は宇宙一だコラ。」
マイキーは眠そう・・・
パーちん(12歳)が涼しい顔で通り過ぎる。
「オレのCBX400Fが最強だよーー」
世界一とか宇宙一とかくだらない事言ってないで
武蔵神社まで競争な?
競争の結果は・・・
場地がダントツでビリ。
マイキーが寝てしまって落ちそうになり、スピードが出せなかったのだ。
神社に着いて、ようやく目を覚ましたマイキー。
ドラケン
「みんなに話ってなんだよ?
マイキー。」
マイキー
「ブラックドラゴン(黒龍)って知ってる?」
一虎がピクッと反応。
マイキーの問いに答えたのはドラケン。
メチャクチャヒデー奴らって噂。
確か3コ上。
マイキー
「なんで相談しねえんだよ、一虎。」
場地から聞いた。
ブラックドラゴンと一人でやり合ってんだろ?
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