クライマックスシリーズ

ファーストステージ第2戦。

モップスは第1戦を落としているので、負けたら終わりの崖っぷち。

現在9回表、3-3で川崎ブルーコメッツの攻撃。

ワンナウト、ランナー2塁。

ヒットで勝ち越されてしまう。

バッターボックスには左の4番。

このピンチにモップスは予定にはなかった夏之介にリリーフを命じる。

 


スポンサーリンク


マウンドに向かう夏之介。

今シーズンずっと先発で投げてきたので、自分の中に違和感を感じている。

実況のアナウンサーも夏之介の急遽の登板に驚いている。

バッターボックスには左の4番のパブロウ。

左対左。

データ的には今シーズン夏之介の対パブロウは10-0。

絶対的な数字。

左のリリーフはベンチに入っているが、

解説者は、この選択しかない、と言っている。

マウンド上の夏之介。

リリーフ時代にもこんなしびれる場面は無かった。

しかしまだ試合に入っていけてない、モチベーションが上がっていないような気がしている。

フワフワしている。

夏之介、投球モーションに入る。

投げた!

パブロウ打った!

強い当たり。

センターに抜けるか!?

夏之介はコレと同じ様な状況をシーズン中に体験していた。

そう、初完封の時に見せた、あの神がかった動きだ。

あの時は強い当たりを取って、振り向きざまに2塁に投球してアウトにした。

”アレをもう一度やればいいんだ”

夏之介のグラブはボールに届いた!

しかし!

弾いてしまった。

弾かれたボールはライトの前へ。

その間にセカンドランナーはホームイン!

勝ち越し点を与えてしまった!

呆然とするマウンド上の夏之介。

頭を抱えるモップスベンチと客席のモップスファン。

試合は4-3のままブルーコメッツの勝利。


スポンサーリンク


モップス、シーズンで2位に入りながらファーストステージ敗退。

後日、夏之介と桜塚が話し合いをしている。

話題はクライマックスシリーズのリリーフ登板の件。

シーズン中のような動きが出来なかったのは、リリーフだったからか?と夏之介に聞く桜塚。

そんな言い訳は出来ないという夏之介。

桜塚は、夏之介はもう先発の体になってしまっている、という。

来年もローテーション投手を目指すべきだと。

夏之介はまだ迷っている。

モップスに残りたい気持ちがあるのだ。

しかし、モップスに残っては先発はできない。

モップスが先発投手の補強に動いているからだ。

すると、桜塚が推す”通算50勝投手”は目指せない。

49勝と50勝でも引退後の収入に差が出るという。

講演会、野球教室、解説者・・・

全てのギャラに影響するらしい。

そこで夏之介は身近な”通算49勝”投手に話を聞いてみることに。

その49勝投手とは・・・

そう、徳永。

ゴールデンカップスのコーチになりたがっている徳永である。

夏之介はその徳永を食事に誘い、聞いてみる。

49勝と50勝、違いがあるのか。

徳永の答えは

「あるに決まってんだろ~(泣」

 

夏之介がFA宣言するかどうか迷っていることを知った徳永。

ここで夏之介をそそのかしてFA宣言させて

ゴールデンカップスへの手土産として連れて行ったら・・・

などと考えてしまう徳永であった。

——135話ここまで。

グラゼニ 東京ドーム編 136話に続く

〇感想

49勝と50勝でギャラに差が出るんですね~。

そんなもんなのかな。

 

徳永はゴールデンカップスが、凡田は取る気がないという事を知らないんですね。

ま、向井ヘッドコーチもそれは伝えてないでしょうからね。

徳永も、動くなら向井ヘッドコーチにその辺探りを入れた方がいいのでは?


スポンサーリンク