まどかの目から涙があふれる。
「本当はずっと会いたかった・・・!」
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龍之介がまどかの頭に手をやると、まどかはサッと避ける。
「触らないでください!」
もう、あの家に戻るつもりも
龍之介に不倫させるつもりも一切ないというまどか。
こうしてまた一緒に仕事ができて、龍之介が輝いている姿を近くで見れればそれでいいと言ってまた泣く。
龍之介
「あー・・・
なんか今朝、もっともらしいこと言ってたね。
家族を捨てる覚悟がないならちょっかい出すな・・・だっけ?」
悪いけど僕は、だれも諦めない。
そう言って龍之介はまどかを抱きしめた。
「家族もまどかも今度こそ全員愛す。」
—
小春とゆずが一緒に風呂に入っている。
龍之介とまどかのことで嫉妬している小春をゆずがなだめている。
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元々喧嘩別れしたわけじゃないし、男女の仲に戻る可能性は十分にあると話すゆず。
龍之介はまどかと復縁するつもりだと思う。
小春はむくれている。
小春もまどかに戻って来てほしい気持ちはあるのだが・・・
やっぱりやきもちを妬いてしまうのだ。
京都での楽しかったデートを思い出して、
あんな事言って、あんになに喜ばせておいて、裏では違う女抱いてたかもしれないなんて
「バカにしてんじゃん・・・!
あたしのこと・・・」
ゆずだって違う女だし、毎晩交代で抱かれているけど・・・
ゆずはいいらしい。
外の女はダメ!
と語気を強める小春。
元妻と言えど不倫!浮気!
そのヤキモチがかわいいと小春を撫でるゆず。
ゆず
「うろたえることないわよぉ・・・
こーゆう時一番強いのは妻なんだから。」
黙ってやりたいっていうならやらせときゃいーのよ。
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