時は遡って2031年12月。
ミネルヴァ(ジェームズ・ラートリー)の遺志を継ぐ者たちがピーター・ラートリーによって処刑された・・
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そして現在。
2046年3月。
ピーター・ラートリーから現場の指揮を任されているアンドリューはあるシェルターにたどり着いていた。
部下に 1人も生かすな という命令を出してシェルター内に踏み込ませる。
しかしそこはもぬけの殻。
—
ぴったり6時。
B06-32
シェルターの朝は鐘の音で始まる。
クリスがフライパンを鳴らして皆を起こして回る。
ここでの暮らしも1か月半。
現在家族63人。
みんな仲良く、楽しくやっている。
料理も、掃除も、食料調達も仕事は分担制で協力している。
アダムも小さい子の人気者になっている。
アダムはずっと63194(エマの番号)を唱えている。
エマとレイとユーゴが隠し部屋にいる。
電話が一台設置されており、支援者からの連絡を待っている模様。
支援者に電話をかけたのが7日前。
本当に支援者が出るのか、
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もしかしたら支援者はもうころされていて、
支援者のふりをして敵が出る可能性も考えられた。
回線を復活させることでここがバレる可能性だってある。
ユーゴが説明する。
ミネルヴァさんはその辺のことも教えてくれている。
リスク回避の方法・・・
・シェルターへの帰り道、痕跡を残さないこと
・シェルターの出入りには気を付けること
ここに来るとき、みなその通りにした。
・このシェルターの回線んも外から探知できないように仕掛けがしてある。
・ダミーのシェルターもいつくか用意してくれている
・互いを確認する合言葉も指定されている。
もちろんそれでもリスクは残る。
それでもトライする価値はある。
エマ
「支援者がいたら助けてほしいし、すでにいなかったらその分他の策を考えなくちゃ。」
ではどうすれば連絡が取れるのか。
隠し部屋の電話から指定された番号にかける。
そうしたら24時間以内にかけ直してくれる。
はずだったのだが・・・
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