マエルの 救済の矢 がデリエリを貫いた!
マエルはその後、四つ目の戒禁を取り込む呪文を唱え始める。
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デリエリは意識を失い、落下する。
キングはマエルの戒禁の取り込みを阻止しようとするが、力尽きてしまう。
サリエルは戒禁の取り込みをやめるようにマエルを説得しようとするが、こちらも失敗。
カッ
マエルが強い光を放った・・
—
デリエリの意識が戻った・・
しかし心臓を貫かれた傷が消えている。
デリエリは自分がしんだことを悟る。
じゃあここが煉獄?
それにしては見覚えのある景色。
まるで魔界と瓜二つ
モンスピートと自分が話している光景を見るデリエリ。
モンスピート
「メリオダスが女神族の虜囚を処刑しようとしたアラナクとゼノをころし、虜囚たちと共に魔界を脱出したとのうわさは本当らしいよ。
だが彼はあくまで十戒の統率者だ。
どうしたものか。」
もう一人にデリエリは
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統率者だろうが裏切りは許さない。
奴を追って捕まえるぞ
と、いきり立っている。」
そう、ここは三千年前の魔界だった。
モンスピートはデリエリに、メリオダスのマネをしようかと提案。
デリエリが怒ったので、モンスピートは冗談だと誤魔化すが・・・
モンスピートはデリエリに気持ちを伝えていたのだった。
そのことを今更思い知ったデリエリ。
三千年前の自分について行ってくれているモンスピートに心の中で礼を言う。
そして、エリザベスにも。
—
デリエリのなきがらを横たえたエリザベス。
「デリエリ・・・
後は任せてゆっくり眠って。
あなたの思いは決して無駄にしない・・・
聖戦も・・マエルも・・・
止めてみせるから・・・」
そしてメリオダス。
きっとあなたを救う。
マエルの周りが歪な光の玉で包まれる。
まるで繭。
拒絶反応を起こしながらも四つの戒禁と融合しようとしている。
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