如月は犬童に
「君狙われてるよ。」
スポンサーリンク
平は1対1を望んでいて・・
犬童からボールを奪ってカウンターを狙っている。
というのが如月の読み。
如月
「どうする?」
犬童
「おかしい。
ゴリラだからもっとバナナに喰いつくと思ったんだが・・・
よし。
今度はリンゴにしてみよう。」
相変わらず腹のうちが読めない犬童・・・
平、犬童と直接勝負している風間は・・
平は攻撃は破格だったが守備はどこかおざなりに感じたという。
それが、ここまでの守備。
意識の違いなのか、夏から鍛え直してきたのか。
生方も驚いている。
まさか犬童を狙ってくるとは・・
監督
「桜高のサッカーはどうしても犬童にボールが集まるからな。」
犬童を抑えればチームの士気は上がる。
前半10分
青函は引いたまま。
桜高は何とか崩したい!!
如月がボールを持つ。
外から狙いを考える。
青函は常に守備位置を修正してくる。
平
(狙いはわかった。
みすみす相手の手のひらで踊る必要はない。)
スポンサーリンク
ボランチの鳥飼がボールを要求。
鳥飼が上がって、前の枚数を増やす。
鳥飼は如月の考えとはちょっと違う様子。
鳥飼はすぐに犬童にパス!
鳥飼
「サッカーバカがサッカーで負けて、どこに救いがあるってんだ。」
犬童が攻める!
速い!
平が寄せてくる!!
平強い!
犬童を振り向かせない!!
犬童、ここはいったん戻す。
犬童でも攻められない!
平の守備が想像以上!!
いや、それだけじゃない。
と言ったのは保科。
平の守備は勿論だが、4番樋口のポジショニングが効いている。
犬童が少しでもミスしたらすぐに狙いに行ける、付かず離れずの絶妙なところにいる。
だから犬童の仕掛けられる範囲はひどく限定的になってくる。
千手
「狭いエリアも得意とする成神ならともかく、無理して仕掛けてカウンターを喰らうのだけは避けたいからな。」
千手は係員二人に両脇を抱えられて浦の所に連れてこられた。
係員
「お子さん、しっかり見張っててください。」
浦&石動「・・・」
次ページへ
スポンサーリンク