獣になれというブランの話は選手の闘争本能を刺激した!
皆いい感じで燃えている!
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椿も気づいたら緊張が少し和らいでる。
花森が噛みながら言った
” 俺が戦うのはいつだって自分自身なのだ ”
というのも、いつも椿が考えている様な事。
それで勇気をもらえた。
それと・・
ミーティングでのブラン監督の勝負師のような姿が、達海監督を思い出させてくれた。
(東京に戻った時に、達海監督に褒めてもらえるように、大舞台だからって気負わずに俺はいつも通り全力でやるだけだ・・・!)
志村が椿に話しかけてきた。
志村はさっきのブランの話はちょっと違うという。
ブランは獣だと言っていたけど、志村のセルフイメージはトリケラトプス。
草食恐竜ながらも鋭い角をもつという・・
ここまで緊張感ゼロでいられる志村を頼もしく思う椿だった・・
通路に整列する両チーム選手。
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椿の目に入って来たのはUAEの10番。
アフロヘア―で不敵な表情。
—
選手入場直前のスタンドは異様な熱気に包まれている。
後藤もその盛り上がりに驚く。
リチャードは、スタンドでヨーロッパのクラブの人間を何人か見かけたという。
ブランが声をかけた人たちか。
このゲーム、結構注目されている。
選手たちが入場してきた。
その中の椿を見て後藤も感無量。
大事な試合でとうとうスタメンを任される日が来たか・・椿!!
椿の姿を見て日本のファンも大興奮!
椿の家族も、コータ父子も
ETUのスタッフもテレビの前に集まっている。
有里も、松ちゃんも喜ぶ!
椿が大舞台でも落ち着いている!!
笠野
「はっ
あいつもいろんな経験してきて、いよいよ肝が据わってきたかね。」
達海も少し嬉しそう・・
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