研磨はコートに仰向けにひっくり返ってバンザイ

そして募った思いがふいに溢れた。

「はあ~面白かった!

クロ。

おれにバレーボール教えてくれてありがとう。」

 


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チームメイトは皆キョトンとしている。

黒尾も、鳩が豆鉄砲を食ったような顔。

「・・あ うん。

・・・は!?」

 

研磨はヨイショと立ち上がって歩き出す。

黒尾は研磨の方は見ずに

「待て待て待て ちょっと待て バカヤロウ!!」

 

海も夜久も笑う。

黒尾も下を向いて笑っている。

頬を伝うのは汗か、涙か。

 

体力の限界を越えて動いてしまった研磨は、今日熱が出そうと言っている。

 

手白球彦はリエーフに

「オレもコートに入りたい。」

という。

入ったけど、もっとちゃんと入りたい。

あんな風に、バレーやりたい。

 

両チーム整列して・・

「ありがとうございました!!」


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客席からは惜しみない拍手

 

音駒の応援団は、凄かった試合の余韻でまだ放心状態。

 

パソコンで観戦していた二人は・・

天童
「工(つとむ)。

ネコチャンと戦ったらホームラン連発すんじゃない。」

五色
「そんっ そんな事。」

天童
「つーか妖怪チビガラス

オープン勝負できるようになってたね~。」

五色「負けませんっ」

 

両チーム、ネットをくぐってお互い健闘をたたえ合う。

黒尾と澤村が抱き合う。

黒尾と東峰

澤村と海が抱き合う。

菅原と夜久は肩をぶつけ合い

山本と田中、夜久と西谷はがっちりと握手

黒尾は月島の肩を叩いて労う。

海は泣きじゃくる犬岡の背中を叩く。

黒尾は山本と福永の肩を抱き、

夜久は柴山とリエーフの肩を抱く。

 

そして烏野は

澤村、菅原、東峰の背番号1,2,3が並んで肩を組む

 

 

 

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