夜明け。

大きな音がして、

地下の空洞から外に出てシェルターの方を見るエマ、ジリアン、ナイジェル。

 


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ユウゴとルーカスの安否を心配して青ざめるエマたち。

 

結局、その日は夜になっても2人は帰ってこなかった。

皆で心配する。

そんな中、ジリアンが夜に紛れてシェルターに近づき、2人の安否確認をしにいこうと言い出す。

しかしそれにはレイが強く反対する。

ここで戻って、まだ敵が残っていたら何のためにユウゴ達が自分たちを逃がしてくれたのかわからないから。

 

ジリアンは感情的になっていて冷静な判断が出来ない。

もし二人が敵を倒してそのまま動けずにいたら、助けたい!

 

レイは逆の場合を想定する。

敵が二人を倒して、自分たちを探している可能性もある。

それだとユウゴとルーカスの命が無駄になる!!

 

オリバーが間に入る。

「二人とも、もういいだろう、」

レイもジリアンもお互いに謝る。

 

不安になる小さな子供たちにサンディが話す。

ユウゴもルーカスもまだしんだとは限らない。

レイだって、すぐにでも探しに行きたいし、

ジリアンも本当は探しに行けないってわかってる。

不安なのは皆同じ。

待つしかない。

 

エマはクリスの看病をしながら、ユウゴの言葉を思い出す。

大切なのは判断の後。

そこから何ができるか

如何にあがくかが大切。

 

エマは考える。

今何ができるか。

すべきことは何か。

確かめに行きたいのはやまやまだが、シェルターには戻れない。

七つの壁は・・


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今じゃない。

今は条件が揃っていない。

リスクもある。

ラートリー家がこれで手を引くとは思えない。

体勢を立て直すことが必要。

まず生活基盤を整えることが最優先課題。

安全を確保して守りを固める。

 

その為には、まず食事!

アダムやペペたちが用意してくれた。

 

エマ
(今できること、すべきこと

ユウゴとルーカスが守ってくれたみんなの命を

皆で守ること。

止まるな。

仲間の命を守らなければ。)

 

オリバーがエマを呼び出す。

そしてシェルターを発つときにルーカスから手渡されたというメモを取り出した。

それには

襲撃の直前、ルーカスがあの部屋で受けた最後の電話の内容が書かれていた。

 

聞こえたのはまず、雑音。

そして20秒の録音音声。

” 私の名前はW.ミネルヴァ

私は反旗を翻す。

再び諸君に人間の世を。

ネバーランドを終わらせる。

私が新たに約束しよう。

まずは農園を出て以下の場所へ。

私は君を、君達を待つ。

7・3・5

9・4・1

10・10・7

13・11・2

21・8・・・・

 

あとは数字の羅列。

メモにはすべて書いてある。

 

エマは一瞬

ミネルヴァさんが生きていた?

と驚くが、これもまた録音。

しかし以前の録音とは感じが違う。

以前のは自分たち食用児にみちを選ばせる感じだった。

今回は

” ネバーランドを終わらせる ”

と、はっきり言っている。

生きていて考えが変わったか、全くの別人か。

でも、どちらにせよ敵ではない。

 

 

 

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