暗闇の中、心が慰霊碑の前に座っていると何者かが近づいてきた。
 
 


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相手は姿は見せずに拳だけ突き出してきた。

「一人かと聞かれれば、1人ではありません・・・

見てほしかったので連れてきちゃいました。」

拳を広げた手の中からはまだ血がついている目玉が二つ現れた・・・

 

男はついに姿を現した。

木村(加藤)みきお
「取って来ちゃいました・・

母にも見てほしくて・・・

世界の終わりを。」

みきおはしっかりと自分の足で立っている。

 

心は、木村さんをころしたのかと聞く。

みきお
「母はこの学校でも生徒から慕われていた。

いい教師だった・・

美人で・・・

優しくて・・・

心さんも知ってるでしょう?


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あのころ一緒にいたんですから。」

 

心はみきおが絵に描いてある風向計の場所をすぐに答えたのを思い出した。

 


「お前が犯人だったのか、加藤。

何とか言え。」

 

みきおの頭の中では何者かがみきおに囁いている。

” ころせ ”

みきおには心をころして目玉をくり抜くイメージが浮かぶ。

みきおは独り言で

「うるさいな。」

と呟く。

心「・・・?」

 

みきおは、 絵が届いていたかと心に聞く。


「見たよ何枚も。

あれは何の真似だ・・?」

 

「あれは僕に会いに来いというメッセージでした。」

とみきおは言う。

心先生なら、絵を見て会いにくると思った。

もう何年も前からずっと送っていた。

 

 

 

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