前回のあらすじ

 

大切な現を失くしてしまった涙は、無力であれという教えを遂に破る!

 


スポンサーリンク


 

忍法胡蝶を発動!!

響には意味のない事とわかっていても、人生の最後には自ら戦いたかったのだ。

しかし自分の毒を練って生み出すこの蝶は瞬く間に涙の体を腐らせ、喰らいつくす!!

それでも涙は、響の瞳術が一瞬でも逸れることに懸けたのだった!

そしてもし失敗したら・・

涙は滑婆に一つのお願いを遺す。

涙は響に突き刺され、現の元に旅立った・・

 

 

ここから54話

 

 

響は涙を刀で突きさした。

現も涙も響にころされてしまった・・

 

滑婆は泣き叫ぶ。

八郎は何やっとるんやーー!!

(八郎・・・

来るなら早よ来てや。

・・・あたし弱いんやから。)

滑婆は短刀を抜く・・

 

 

八郎VS孔雀

今だ決着つかず。

八郎
「・・無限の刻・・?

孔雀。

お前・・・一体何を企んでいる?」

 

孔雀は答えない。

周りには変化はない。

静かすぎると、八郎は感じていた。

 

孔雀
「四三一九・・・

さあ・・・続きです。」

 

八郎は孔雀を切り捨てる。

しかし孔雀の体はすぐに元通り。

孔雀は八郎を見下ろす。

「四三二十。」


スポンサーリンク


 

八郎
(これは時の逆鉾ではない?)

孔雀は時を戻してはいない。

ならばなぜ奴の体は元どおりに?

まるで

はじめから斬った事実がなかったように・・・

 

八郎は孔雀の首を切り落とした!

その首はゴロゴロと転がって八郎の半分腐った骸にあたって止まった。

 

八郎がふと先を見ると、無数の自分と孔雀の骸が橋の上に敷き詰められている!!

八郎は理解できない。

 

孔雀
「四三二一度目にてようやく気付かれましたか。」

八郎は後ろから孔雀に刺される。

 

孔雀は、ここは生も死もなく、永遠に繰り返す刹那だという。

時の流れが閉じ込められて、未来に向かう事も過去にさかのぼることもない。

全ての動作が無に帰す。

永劫回帰の世界。

「素晴らしいとは思いませんか?

愛するものを失う恐怖に苛まれることのない楽園。

これが時の逆鉾最大顕現

時の歯車。

さあ・・・

四三二二戦目と参りましょう。

何度でもお付き合いしますよ。

貴方の心が砕けるまで。」

 

–54話ここまで

次回 バジリスク桜花忍法帖 55話に続く

 

〇感想

八郎が永劫回帰の世界に足止めされていては響を止めるために駆け付けることも出来ません!!

勝ちも負けもない世界。

一体どうやったら抜け出せるというのでしょう。

 


スポンサーリンク