孔雀が時の歯車について説明する。

時の流れが閉じ込められて、生も死も未来も過去もすべてが無に帰す永遠の刹那。

 


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孔雀
「さあ殺してあげますよ。甲賀八郎。

あなたの心が砕けるまで。

何度でも、何度でもね。 ふふ・・」

 

現在8671戦目

 

八郎は孔雀の魔術の弱点を探っていたが、いまだにその糸口すら見つけられずにいた。

やみくもに孔雀に挑む!

しかし敢え無く斬り捨てられる。

 

8672戦目。

 

孔雀
「心は

いとも容易く壊れる。

主観時間にして幾月もの間死に続けたあなたの自我は間もなく・・・」

 

その後も戦いは続く。

8951戦目

 

八郎は戦いの中に反撃の手段を探っている。

 


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9422戦目

 

反撃を・・

それを考えていないと、意識が消えてしまいそうなのだ。

 

16431戦目

 

そして23178戦目。

ついに八郎は斬られて突っ伏したまま起き上がって来なかった・・

 

孔雀
「これであなたは無明の闇に堕ちた。

あとはあなたの持つ 桜花 を献上するだけです。

成尋様の狂儡として。」

 

八郎は、自分が殺されなかったのは、やはり桜花が目的だったのだと知る。

 

孔雀は続ける。

もっとも・・・

あなたは私と同じく、愛する者を一度失った。

呪われし運命を共有する同胞。

さすれば成尋様のため共に力を振るうこともまた運命。」

 

孔雀はそういって倒れている八郎に手を差し伸べる。

 

 

 

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