華が小学生の頃。

華は本が好きで友達の家に借りに行く。

友達は期限なしで貸してくれると言うが、華は友達の家で読ませてほしいという。

家で本を読んでいると母親の機嫌が悪くなるから。

 


スポンサーリンク


 

しばらくすると友達の父親が仕事から帰って来た。

お土産のケーキを開けて楽しそうに話す父娘。

華はその光景を寂しそうな目で見るのだった・・・

 

 

桃源先生が救急車で運ばれる。

救急車の中で目を覚まし、大丈夫だから帰ると言い出す桃源先生。

しかし帰す訳にはいかない。

付き添いで同乗している夏生が説得して病院まで行く。

病院に到着して、検査をしてもらう。

 

検査が終わり、医師が家族に話があるという。

家族はいないので夏生が話を聞く。

すると・・

先生にはがんの疑いがあるという。

レントゲンで肺にはっきりとした影が確認できたと話す医師。

詳しい検査結果を見ないと断定はできないが、疑いはかなり濃厚とのこと。

「今回倒れて、発見につながったのは幸いでした。

できればこのまま精密検査をして早めに手術をした方がいいでしょう。」


スポンサーリンク


 

夏生が検査結果を先生に話す。

結果は先生も聞いていた。

夏生が入院の準備を進めようとすると・・・

先生は 手術はしない という。

これも運命。

と命が惜しくないようなことを言う。

 

夏生
「やっと・・

娘に会えたのにですか・・?」

先生
「関係ねえさ。

もう会う事もねえだろうし、今更父親面する気もねえよ。」

 

先生は息子の草亮のことがあってから、贖罪のために生きてきたという。

多分これは自分への罰であり、救い。

全てを受け入れると話す。

 

夏生は悲しい顔をして先生を見る。

 

 

華が賞を取った作品のタイトルは

家族相関図

文藝夏冬の受賞者発表のページにちゃんと載っている。

 

華は、作家を目指すつもりだが、母親には内緒。

兼業で細々と続けるしかない。

 

夏生からこれから会えないかというメッセージが来た。

一緒にいた女友達にデートのお誘い?

と聞かれて頬を赤らめて否定する。

華も夏生を意識し始めている・・・

 

 

 

次ページへ
 
 


スポンサーリンク