心は佐野と病院を出る。

医師からはまだ退院は早いと言って止められるが、そうも言ってられない。

 


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佐野と心は、音臼山のふもとにある加藤みきおの家へ向かう。

 

みきおの家は人が住んでいる気配がない。

ノックをしても出てこないし、表札もなくなっている。

庭も荒れ放題だ。

 

心はガラスを割って中に入ろうとする。

しかしそれはさすがに佐野に止められる。

 

佐野はさつき先生と加藤が犯人だとは信じられないと話す。

 

心は、腹の傷は加藤に刺されたものだと言い、2017年に起こったことを佐野に話しだす。

 

明音ちゃんの事件があり、佐野ともめて佐野の家を出た。

その後霧に包まれて気づいたら2017年にいた。

最初来た時にも同じ現象が起こった。

 

そのことを話したとき、佐野は

この村に伝わる神隠しが同じ様な内容だと言う。

霧が出るとお稲荷さんに神隠しされるという・・・

 

心は続きを話す。

2017年に戻ると、そこは以前の世界とは少し違っていた。

事件の日付も、内容も変わって、生い立ちも変わっていた。

妻だった由紀は他人になっていた。

そして母親は一家心中を図り、自分と姉の鈴だけ生き残った。

姉は妊娠中で、相手の男は加藤みきお。

 

そこに満面の笑顔でさつき先生が近づいてきた。

心に緊張が走る。

 

さつき先生は、久しぶりに会う心の顔を見て嬉しそうに話すが

心はここで何をしているのかと聞く。

 

ここはさつき先生の通勤路らしい。

 


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心は加藤みきおの所在を聞く。

加藤は2日前に引っ越したとのこと。

加藤は祖母と二人暮らしだったが、その祖母が病気になり、急遽町の施設に入ることになった。

 

心はどこに施設か聞くが、その表情があまりにも緊迫していたのでさつき先生は引いてしまう。

佐野のパトカーでさつき先生を家まで送ることになった。

心の顔はずっとこわばっている。

 

さつき先生の家に着き、心はなかに上がらせてくれと頼む。

さつき先生はやんわり断るが、心は加藤のことで聞きたいことがあると言って押し通した。

 

さつき先生の家に上がる佐野と心。

飲料水のストックと一緒にシアン化カリウムの瓶が置いてある・・・

 

66話ここまで。

テセウスの船 67話に続く

 

〇感想

 

加藤の引っ越し・・

タイミングが良すぎますね。

もしかしたら加藤もタイムスリップしたのかも。

そうなると事件を防ぐのもなかなか難しくなる可能性がありますね・・

 

お稲荷さんの神隠しですか。

最初タイムスリップした時にも1話の5ページ目にも狐の面が出てきます。

タイムスリップの秘密が分かれば自在に2017年と行き来できるようになったリスのかも。

 

心から一家心中の話を聞いたときにはさすがに佐野も震えていました。

今回は佐野の本気度が違ってくるでしょう。

 

たしかにさつき先生が犯人とは思えない。

加藤に秘密を握られて脅されていた可能性も?

その辺はわかりませんね・・

シアン化カリウムが飲料水のペットボトルと一緒に無造作に置いてあるのは驚きです。

 


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