金井の死体が沈められている浴室で哲雄はかかってきた電話に出た。

 


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恭一だった。

哲雄は驚いた!

恭一は半グレに殺されたと思っていたからだ。

 

恭一は哲雄に、これからも無事でいたいなら言う事を聞けと言う。

「なに・・・

目的は一緒だ。

俺は・・・

俺は組織を潰す!

お前は娘を守るため・・

シンって奴を殺せ!!」

 

恭一はあの日、殺される前に逃げたことを話す。

そしてその時に鳥栖歌仙が自分の部屋に侵入した証拠を見つけた。

 

恭一は鳥栖夫婦が犯した犯罪を全て知っている。

「俺がその気になればお前らはおしまいだ。

だから俺の言う事を聞け。」

 

哲雄はどうやって恭一が真相に気づいたのかがわからない。

うかつな返事はしないように心がける。

 

哲雄は信という男は知っていると伝える。

零花の友人として日曜日に会ったばかり。

 

恭一は、そいつが半グレだと話す。

延人の時と同じ、組織から送り込まれた男。

だから延人の時と同じ様に殺せと哲雄に命令する。

 

恭一
「あの時と違って鳥栖零花の重要度は上がっている。

延人のようなバカがあてがわれることはない。」

 

哲雄には何のことか分からない。

恭一が説明する。

和服の鳥栖の創始者、鳥栖郷一郎は自分の遺産の相続人に鳥栖零花の名前を書いたらしい。

 

恭一は、入手したパスワードが使えなくなるまで組織の連絡網にアクセスして組織の動きを把握していたのでこの情報を知っているのだ。

 

哲雄
「何がしたいんですか!?


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殺されかけた復讐ですか!?

僕と半グレに対して・・」

 

恭一が 友達が殺された というので哲雄は まさか・・金井さんですか? と聞く。

恭一は哲雄が金井を知っている事に驚くが、哲雄は今目の前に金井の遺体があると言い、

哲雄は金井に呼ばれてから現在までの経緯を話す。

 

浴槽に溺死。

哲雄は今から警察を呼ぼうと思っているという。

 

すると恭一は

外傷がない状態で浴槽で溺死している場合は事件性が低いとして警察はいちいち詳しくは調べないと話す。

組織がよく使う手口。

 

哲雄が金井の遺体をよく見ると、確かに外傷はない。

しかし、映像がある。

 

哲雄は恭一にカメラの映像を見せる。

たしかにこれは証拠として使えるが・・・

竹田が映っていない。

映像の3人は恭一も知っているメンバー。

しかし信が映っていないからこの映像で信を刑務所に送るのは不可能に近い。

零花はこのまま狙われ続けて、いずれ金井と同じ目に合うかもしれない。

恭一はそう言い、哲雄に

「やれよ・・・

延人の時みたいに・・」

と命令する。

そして、言う通りにすれば延人殺しの件は黙っておいて嫌ると言う。

 

哲雄は信じていいものか迷っている。

 

恭一が哲雄に与えた猶予は1か月。

自分は組織を潰すと言う。

 

恭一は

「あいつらには弱点がある。」

といい、自分の計画を哲雄に話し始める・・・

 

 

恭一は哲雄に全てを話した後、新潟県警に向かった。

(金井・・

お前の遺言・・届けたからな)

 

 

 

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