アジアカップ準々決勝!

日本対UAE戦 

後半の残りわずか!

日本 2-1 UAE

 


スポンサーリンク


 

椿の勝ち越しゴールを見て藤澤は度肝を抜かれていた。

こんなことが現実に起きていいのか・・・

 

藤澤は久堂の言葉を思い出す。

” 時代や世界を変える決定的なプレーの瞬間・・・

スター選手ってのは、そういう場面にやたらと居合わせる奴のことだよ ”

 

今大会の椿がまさにそう。

同点のアシストだけでなく、

チームを救う逆転ゴールまで奪ってみせた。

このまま勝ったら、MVPはもちろん椿。

それどころか、椿がスター選手になる予感を日本中に与える一日になる!

 

藤澤は今年一年の椿の成長に感動する。

春にはまだひよっこだったのに・・

半年過ぎてこれほどの選手になった。

自分は椿のことを回りより評価をしていたが・・

それでも想像を超えた。

(一体あなたはどれだけのポテンシャルを秘めてるのよ椿!!)

 

椿のゴールに興奮して見逃していたが、UAEは失点直後にFWを代えていた。

しかしこれはさすがに遅きに失した感が否めない。

 

日本は気合の守備を見せる!

攻め上がるUAEのボールを冷静にクリア!

 

マチューは険しい顔でピッチを睨んでいた。

(完全に私の判断ミスだ!!)

 

一度ペースが落ちかけた日本がある時を境に迫力を取り戻したことには気づいていた!

それは窪田が投入された時。

そこからはスタミナ切れを起こしながらも明らかにチームの士気が上がった。

 


スポンサーリンク


それはまるで、花森と志村に加えて、椿と窪田がピッチに立てば必ず得点できると確信していたかのようだった。

 

ブランはこれを第三戦の中国戦から狙っていたとマチューは分析する。

椿と窪田がうまく連携して試合が決まったような状況だったところに花森を投入した。

あれは調整の一環ではなく、この布陣こそが日本代表の切り札だったのだ!

 

中国戦を見た時にそれに気づけなかった自分を責めるマチュー。

マチューはブランが攻撃的なサッカーを志向する事は知っていたのに・・・

 

この失点は自分のミスだったと、マチューは心の中で選手たちに詫びる。

前がかりになり過ぎてると思ったあの時に、やはり守備的な選手を投入して落ち着かせるべきだった。

 

しかし・・・

そこを逃してしまったのは、ピッチ上の選手たちからとてつもない一体感を感じたからだった。

 

UAEの攻撃を日本は凌ぐ!

UAEサポーターから

「諦めるなUAE!]

「時間はまだある!」

と声がかかる。

 

イスマイールは肩で息をしながらも諦めてはいなかった。

1点!

1点取れば延長に行ける!

 

UAEはイスマイールにパスを出すが八谷がカット!

 

攻め急いでいたことを反省するイスマイール。

マチューの言いつけを守っていればよかったのに!

しかし1点奪えばもう一度プランを取り戻せる!

 

イスマイールは

マチューのフットボールがトップレベルであることを証明することが自分たちに課された使命だと思っている。

 

 

 

次ページへ
 
 


スポンサーリンク