前回プールサイドで萩原に告白するも、最悪のタイミングで入って来た中島に邪魔されて萩原の返事を聞けなかったハマジ。
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しかし正直、ハマジとしても返事を聞くのは怖かった。
ちょっとホッとしているのも事実。
でも萩原がどう思ったのかもやっぱり気になる!
そし今日部活で萩原に会える。
今度こそは邪魔が入らない所でちゃんと告白しようとハマジは拳に力を籠める。
ハマジが教室の自分の席で一人で力んでいるので、それを見た速水は「?」
ハマジは速水に見られている事に気づかず嬉しそうに部活に向かう。
速水は何かを言おうとするが間に合わず・・・
—
ハマジが着替えてプールに出ると・・誰も来ていなかった。
不思議に思ったハマジがラインで中島に確認すると・・
期末テスト前で休みだとのこと。
知らなかったのはハマジだけ。
「んだよ・・
せっかく先輩に会えると思ったのに・・・
最悪だわ!」
などとブツブツ言いながら着替えて更衣室を出るとベンチに速水が腰かけてウトウトしていた。
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ハマジがじっと見ていると、目を覚ました。
速水がなぜ来てくれたのかと言うと・・・
ハマジのこの間のテストの点数がチラッと見えて、25点だったから。
それで勉強を手伝ってあげようと思ったという。
2人は図書室へ。
勉強しながら速水はハマジに何かいいことがあったのかと聞く。
教室ですごく楽しそうだったから。
ハマジは別にいい事なんて何もないと答える。
ハマジはハマジで速水が美術部の部長に告白したのかが気になる!
分からないところがあって、二人で参考書を探す。
本棚で探しながらハマジは部長さんとどうなったのか聞いてみた。
速水は
まだ返事をしていない。
優しいしいい人だけど、正直困っているという。
困っていると聞いてハマジはギクッとする。
自分の告白も萩原を困らせているかもしれないと思ったから。
一気に落ち込んでしまうハマジ。
もう勉強する気分ではなくなり、先に帰ると言って速水に背を向ける。
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