仕事が終わり、陽菜は先輩に貰ったたい焼きと食材をもって夏生のアパートへ向かう。

 


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夏生の部屋の前に見慣れない男が立っている。

夏生の部屋の同居人かと思って陽菜が声をかけると、男は違うと答える。


「じゃあ・・

あんた小椋海咲の関係者?」

 

オグラミサキは陽菜が聞いたことない名前。

逆に陽菜がその人はこの部屋に関係あるのかと聞く。

 

男は海咲はここにいないと判断して

「いい加減な情報掴ませやがって・・」

とブツブツ言いながら帰って行った。

 

陽菜が男に小椋さんとは誰かと聞いても男は答えずに去る。

 

結局陽菜はたい焼きの袋を夏生の部屋のドアに引っ掛けて帰った。

 

次の日、陽菜はマスターに夏生の部屋の同居人について聞いてみる。

マスターは夏生が女を泊めていると話す。

しかしそれはただの親切。

マスターは夏生に直接聞けばいいというが・・

 

陽菜は夏生が女の人を泊めていることを隠していたので、聞くのが怖いという。

隠していたというか、ただ性別を言わなかっただけなのだが。

 

マスターは女の素性が気になるという。

ガラの悪い男が名指しで訪ねてくると言うのはトラブルを抱えている証拠。


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夏生ちゃんの所に転がり込んできた事情も気になる。

「しばらくは目を離さない方がいいかもね。」

 

 

さて、夏生と海咲は・・・

夏生の部屋で海咲のバイトの面接の練習をしている。

 

このバイトを選んだ理由は

お金が良かったから。

 

前のバイトを辞めた理由は

遅刻を繰り返してクビになった。

 

長所は足の指でジャンケンが出来ること

短所は我慢弱いこと。

 

働く気があるのか!?と夏生が怒りだす。

海咲は猫かぶってもすぐにぼろが出るから正直に話したいという・・・

 

夜寝ながら海咲は夏生に大学卒業後は何をするのか聞く。

夏生はまだ何も考えていないと答える。

でも、普通に就職するだろう。

もう自分には何もないわけだし。

と寂しい答え。

 

海咲は

何もない同士二人でオーロラでも見に行こうかと話す。

先のこととか、

今の状況とか

人間関係とか

全部ぶん投げて遠くに行く。

今までのこと全部捨てて。

それでただ、何も考えずにオーロラを見て過ごす。

 

夏生は情景を想像してみる。

「ああ・・・

それもいいかもな・・・」

 

 

 

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