事務所で窪が組織の一時解散を宣言した2時間前に遡る。
 
 


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志野が窪に電話連絡。

買収している刑事から連絡が来て、恭一が新潟県警に自首した。

警視庁に移送されるタイミングははっきりしないが、おそらく今日明日という事はない。

「メンバーが張り付かれる前にすぐ解散しろ!」

 

 

7月27日午前1時。

金井の遺体を部屋に運んだ3人が解散のために事務所で荷物をまとめている。

頭に入れ墨を入れている男は解散は初めてらしい。

4回目だという成瀬(普通髪型)が説明する。

ウチの組織は普段から解散と再集合を繰り返している。

暴対法で危険な組織だと指定されても一旦解散してほとぼりが冷めたころにまた再集合して別名義に変更すればまた自由に動けるから。

 

しかし緊急解散は組織史上初だとニット帽が言う。

今まで元メンバーで自首した奴はいなかった。

それが今回は古株の恭一が自首した。

これはかなりヤバイ。

 

この3人はキャンピングカーで竹田と一緒に日本海経由で九州に入り、宮崎までの長旅。

今日明日はまだ大丈夫だろうからのんびり行こうなどと話している。

 

 

午前4時の新潟県警。

安元刑事が担当刑事の制止を振り切って恭一の東京移送を強行!

 

午前8時、警視庁の取調室。

車の中で眠れなかったという恭一の目の下にはクマが出来ている。

 

安元刑事は司法取引でなく、普通に自首でいいのかと確認。

恭一はどっちでもいいと答える。

どうせ友達が殺されて戻るところもない。

組織がつぶれない限りは安心して眠ることも出来ない。

 

以前から窪の組織を追っていた安元。

古株である恭一からの情報に期待する。

 

恭一は安元が組織を嗅ぎまわっていたことを知っていた。


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しかし今の所逮捕者ゼロ。

本当につぶせるのか?

と挑発気味に言う。

 

安元は今までは事件化できなかったから表立って動けなかったという。

「でも今回は違う。

気合を入れて証言しろよ・・・

俺たちが窪をムショにぶち込まねえとお前の命もあぶねえぞ?」

 

恭一は笑い、市民の命を守る気ねえなと言うと、

安元は

恭一も窪もあらゆる犯罪者の命も人権も平等に叩き潰すという。

そして恭一は市民ではないといい、

「話せ・・虫けら。」

 

恭一は

「どうでもいい。

組織を潰してくれるんならな。」

と言い、microSDを安元に渡す。

これには哲雄が盗撮した、組織の3人(頭入れ墨、成瀬、ニット帽)が金井の遺体を部屋に運び込む映像が入っている。

恭一は映像の出所は詮索しないことが条件だというが・・・

安元はその辺はうやむやにして、とりあえず映像を見る。

 

恭一の証言と映像の他に・・

鑑識が金井の部屋を調べて

金井の家の床と金井の体内から同じ成分の睡眠薬が検出された。

そしてコンビニで金井のお茶を成瀬がすり替えた瞬間も防犯カメラに記録されていた。

 

これらの証拠を元に、同日(27日)の夕方には

安元は映像に映っていた三人に対し、殺人容疑で逮捕状を請求した。

 

 

志野が窪に電話している。

想定外の速さで逮捕状が取られた。

しかも殺人罪。

一体何をやったんだと窪に聞く。

 

それを聞かされた窪も驚く。

詐欺じゃなく殺人・・・

 

志野は窪の構成員が捕まったら自分の方にも飛び火してくる可能性があるといい、すぐに対処するよう窪に命じる。

 

窪はすぐに竹田に電話する。

竹田は三人と一緒にドライブインにいたが・・

三人と離れて電話を受ける。

三人は先に車に戻る。

 

 

 

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